知床2019夏_ウトロ(1日目)
旅のきっかけ
昨年1泊3日で知床旅行をしました。
cynchroniciteen.hatenablog.com
7月だったため、カムイワッカ湯の滝までのシャトルパスが走っていなかったので行けませんでした。
そこで、今年はお盆が明けた平日に、前回宿泊したゲストハウス「知床 ホステル ハナレ」さんを2泊予約しました。
ざっくり、1日は羅臼側でホエールウォッチング、1日はカムイワッカの湯の滝と知床五湖と考えていました。
ところが、羅臼⇔ウトロ間のバスの時間などから、羅臼でホエールウォッチングは難しそうなので、ウトロで2日間過ごすことにしました。(実際には2日目は羅臼へ行きました)
天気がよければ、羅臼で国後島が見えたらいいなあ、とも思っていましたが、前日の段階2日とも雨マーク。国後を拝むことは難しそうなので、今回はあきらめます。
札幌→ウトロ
前回と同じく夜行高速バス「イーグルライナー」を予約。
23:15中央バスターミナル発→6:30ウトロ着です。
往復15,430円です。
KIKI知床NATURAL RESORT入浴+朝食プラン
天気がよければ、散策したりベンチでのんびりしたりもできますが、予報があまりよくなかったので、ホテルの早朝サービスを利用しました。
こちらのホテルは事前予約が必要で2,160円。ちとお高めですが、その後のクルージング予約をしていたので、時間までジプシーにならないよう使ってみました。
到着しフロントに名前を告げお会計。スリッパに履き替えます。
想像以上にラグジュアリー感高し。ロビーには、来運神社の天然水サービスがありました。
お風呂は、熱湯、中くらい、ぬる湯、子供ぶろ、露天がありました。
お湯は、ナトリウム-炭酸水素塩泉で、透明。源泉掛け流しの露天が、やはりお湯がこいめですね。
食事ですが、ホテルの宿泊客と同じ会場かと思っていたら、別会場でした。
個室です。バイキングは、宿泊客と同じところ。
まずは、ごはん。
続いてパン、スイーツ。
あわよくば、お昼のパンを持ち帰ろうかと、ジップロック持参していましたか、おにぎり握ってしまいました。
ごはん、のり、塩、具(梅、昆布、たらこ)あったので。
知床岬クルーズ
昨年はお値段のお安いフェリーに乗船したので、今年はクルーズ船を予約。
前日に予約使用としたところ、既に満席or運行予定なし、とか、2日までまでに予約が必要、とかの会社があるなか、唯一前日でもネット予約できた「FOX号」にしました。
予約時に座席指定をおこなうのですが、往路陸側に1席だけ残っていたのでそこを押さえました。
45分前に受付を済ませました。
乗船料8,000ですか、webクーポン提示で7,200円です。双眼鏡600円もレンタルしました。
ライフガードとベンチジャケットを借りて、船まで歩きます。
この日は30人ぐらいでした。
ホームページの画像と、予約時の座席表がリンクしなかったので、画像とは別の船かと思っていました。
そしたらこういうことでした。
船の先頭デッキに、長椅子があって、そこに座るスタイル。雨でないことに感謝。
フレペの滝。昨年は上の展望台からみました。
個人的には、海からの眺めより展望台からの眺めが一番良かったです。
男の涙。陸から見えないから男の涙というそうです。
断崖絶壁と滝が続きます。
ルシャ川河口。カラフトマスを待ち伏せする熊がいます。見えますか?
拡大します。クルーズ船に乗っても双眼鏡がないとこんな感じですね。
知床岬。
波高く、風強く、船はジグザグに進むので、なかなか進みません。
寒いし、波はかかるし、体力消耗。この辺から、写真撮るのも面倒になりました。
3時間半のクルーズでした。ゴジラ岩がお迎えしてくれます。
カムイワッカ湯の滝
念願のカムイワッカ湯の滝へ向います。
ウトロバスターミナルからシャトルバスが出ていて、往復1,980円。知床五湖など途中で乗り降りも可能です。運転手さんが軽くガイドもしてくれます。
また、野生動物がいると止めてくれて写真タイムとなります。
バス停を降りて5分くらい歩きます。
これがカムイワッカ湯の滝。
このあたりから滝を登っていきます。温度は30度くらい。ぬるぬるです。
現在は一の滝まで。それでも十分楽しめました。
泳ぎ出すちびっ子もいます。
うらやましいです。
バスは40分に1本。ほとんどの人は、次のバスで戻っていました。
また、宿で話をした人から聞いたのですが、この翌日の同じ時間のバスでは、間近でヒグマを見ることができたそうです。ヒグマのアップ写真を見せてもらいました。
いるんですね。
知床五湖
昨年は高架木道だけだったので、今年は20分程度のレクチャーを受けて、地上遊歩道を散策することにしました。レクチャーといっても熊対策がメイン。熊がいる前提で、いかに熊に出会わないようにするかが重要とのこと。実際、前日は熊の目撃情報があり、立ち入り禁止になっています。緊張画は知ります。
コースは決まっていて、一方通行です。
まずは五湖。
次に四湖
三湖
二湖
一湖
ここから高架木道へあがります。
一湖以外は普通の山道です。
写真で見る知床五湖を味わうなら、 高架木道だけでもよいかも。という気がします。
実は完全に雨が降っていて、かなり体力を消耗してしまっていたのも影響しているかもしれません。
この後、最終のシャトルバスでウトロへ戻りました。
知床ホステルハナレ
ゲストハウスで、1泊4,300。安くはありませんが、となりの「しれとこ村」という温泉旅館がやっているので、源泉掛け流しの温泉に入り放題です。
女湯です。ちょっと濁っています。
こちらはリビング。食事や読書などで使わせていただきました。
ウトロには24時間のセブンイレブンと、セコマがあるので、食事には困りません。
また、ランドリーもついていたので、雨でびっしょりの服の洗濯もできました。
一つ気になったのは、トイレです。簡易式水洗トイレなのでにおいが若干します。また、トイレのドアが頻繁に開いているのです。女性用の部屋はトイレの前なので、気がつくたびにトイレのドアを閉めていました。
でも、本館にいくと、いつもスタッフの方が温かく声をかけてくれて入りやすいですし、リビングから鹿を見ることもできました。