陸 海 空 未開の地

交通公共機関を利用した、国内一人旅の記録です。

屈斜路湖雲海とサイクリング(HOKKAIDO LOVE6日間周遊パス_4日目)

このあとの予定は決めておらず、天気予報を見ながら決めようと思っていたのですが、晴れマークは網走・知床エリアのみ。

根室の方面は曇り、胆振日高道南方面には雨マークも。

前日45,000歩も歩いていて疲れたこともあるので、もう一泊こちらのユースホステルに宿泊することにしました。

レンタサイクルもあったので、屈斜路湖畔をサイクリングしました。

 

雲海ツアー

f:id:cynchroniciteen:20200907001543j:plain
f:id:cynchroniciteen:20200907001619j:plain

月がきれいでしたが、雲が若干気になります。

この日の日出は4時50分ごろ。30分前の4時20分に集合して出発です。

宿のオーナーが山にかかった雲の状態や、WEBカメラの画像を見て判断し、見られないときには中止となりますが、この日は微妙な感じ。山の上の雲が取れれば見られるだろうとのことで、開催されました。

料金は1,500円です。この日は3名参加。

f:id:cynchroniciteen:20200907001648j:plain
津別峠到着です。雲の上に抜けた感じがします。

f:id:cynchroniciteen:20200907001717j:plain

 こちらは、日出とは反対方向。これだけでも十分満足なのですが、屈斜路湖の雲海からのぼる朝日が見どころなのです。

f:id:cynchroniciteen:20200907001744j:plain

 既に日は昇りはじめていました。雲が多すぎます。

f:id:cynchroniciteen:20200907001811j:plain

 雲海というより雲です。朝日がまぶしくて、撮影時はどんな感じで取れているかまったくわかりませんでした。

f:id:cynchroniciteen:20200907001902j:plain

雲が少しずつ薄くなり、屈斜路湖が見えてきました。 

f:id:cynchroniciteen:20200907002025j:plain

 雲海感が強まってきました。

f:id:cynchroniciteen:20200907002058j:plain

 雲海の向こうの屈斜路湖から朝日が昇ります。 

f:id:cynchroniciteen:20200907002345j:plain

    

 

 

f:id:cynchroniciteen:20200907002607j:plain

 完全に日が昇りました。

f:id:cynchroniciteen:20200907002635j:plain

 ズームするとこんな感じ

f:id:cynchroniciteen:20200907002709j:plain

 気がつくとあたりは明るくなっていました。

f:id:cynchroniciteen:20200907002811j:plain

展望台があるのですが、ここに入れるのはプリンスホテル発のツアーの方のみみたいです。2020年9月6日の世界不思議発見にも出演されていたガイドの方のわかりやすい解説が聞こえました。

f:id:cynchroniciteen:20200907002740j:plain

 日の出と反対方向にはまだ月が。 

f:id:cynchroniciteen:20200907002839j:plain

 帰り道から見た屈斜路湖です。

オーナーはここでドローンを飛ばして撮影したかったようですが、6時30分の列車にのる宿泊客を駅まで送ることになっていたので、あきらめました。

f:id:cynchroniciteen:20200907003140j:plain

宿に6時ごろ戻り、温泉につかって7時30から朝食をいただきました。

 

サイクリング

f:id:cynchroniciteen:20200907003247j:plain

2段ギアつきのママチャリを1,000円でレンタルし、川湯温泉を目指して出発しました。

 

コタン温泉露天風呂
f:id:cynchroniciteen:20200907003321j:plain
f:id:cynchroniciteen:20200907003429j:plain

 道東の有名な野湯・コタン温泉露天風呂の女湯です。右の岩の向こうは男湯で、2名ほど入浴されていました。

足湯は禁止なので手だけつけました。ナトリウム – 炭酸水素塩泉ですが、アスファルトのような油臭がします。

露天風呂の手前にコタン温泉共同浴場という男女別の有料の内湯があるのですが、15:00~となっていました。また、入口に「一般の方は入れません」とも書かれ、弟子屈町のホームページも掲載されていないので、今は入れないのかもしれません。

  

池の湯

f:id:cynchroniciteen:20200907003513j:plain

 コタン温泉露天風呂はいつ行っても人がいますが、少し先の池の湯はたいていだれもいません。

が、この日は車が1台止っていて、タマネギなどの野菜や寝袋などが干されていました。車の中では、朝食の準備中みたいで、炒め物をする音が聞こえました。

f:id:cynchroniciteen:20200907003545j:plain

お湯は少し熱めですが、足湯をしました。藻とかが浮いていて、栄養分の高そうな温泉です。

車のなかにいたおじさんから、「入るならどっか行ってくるけど。誰も来ないから大丈夫だよ。」とおっしゃっていただきましたが、さすがに入るつもりはないとお答えしました。

どうやらこちらで野営しているようです。 

 

砂湯

f:id:cynchroniciteen:20200907003623j:plain

湖畔の砂を掘るとお湯が沸いてくる砂湯です。

 

川湯温泉公共浴場

f:id:cynchroniciteen:20200907004033j:plain

 お目当ての川湯温泉公共浴場。入浴料250円です。6月に来たときはお休みの水曜日だったため、ようやくリベンジできました。 

f:id:cynchroniciteen:20200907003959j:plain

 中に入るとこんな感じ。

f:id:cynchroniciteen:20200907003922j:plain
f:id:cynchroniciteen:20200907003848j:plain

 更衣室です。鍵のかかるロッカーはないので、中までもって入りました。 受付に預けることもできそうです。

f:id:cynchroniciteen:20200907003734j:plain

 浴槽は2つあり、右が源泉掛け流し温泉、左が真湯。

泉質は、酸性・含硫黄・鉄(Ⅱ)-ナトリウム-硫酸塩・塩化物泉。ph1.8の強さで、43度以上はある熱々の温泉です。

熱々の温泉につかり、暑くなったら隣の真湯に入ります。真湯は温泉の熱で温めているようです。

とにかくストロングな酸性の温泉で、あっつ熱。しゃっきっとしますね。

 

川湯エコミュージアムセンター

f:id:cynchroniciteen:20200908185319j:plain

 過去2回川湯温泉に宿泊したことがありますが、2回とも休館でした。

1Fに屈斜路湖や硫黄山の展示があり、2Fはカフェです。持ち込みOKと書かれていたので、ソファーに座って、お冷やをいただき、30分以上くつろいでしまいました。

ここ、穴場ですね。

 

黄山(通過)
f:id:cynchroniciteen:20200907004108j:plain
f:id:cynchroniciteen:20200907004147j:plain

川湯温泉街を出発し、美留和方面へ向かいます。右手には硫黄山が見えます。

黄山を過ぎると、森の中をひたすら漕いで進みます。若干熊が心配な雰囲気。

 

美留和 摩周の伏流水

f:id:cynchroniciteen:20200907004242j:plain

美留和(びるわ)まできたのは、摩周の伏流水が気になっていたから。

川湯温泉からの道路沿いにありました。美留和駅からは徒歩5分程度。この湧き水以外はほぼ何もありません。

来運の水と同じく、とりあえず冷たくておいしいのでごくごく飲めてしまいます。

ペットボトルに汲んで、このあと宿で飲みましたが、やわらかくておいしかったです。

 

ちなみに美留和アイヌ語で「清き泉の水が流れるところ」と云う意味があるそうです。

 

釧路川
f:id:cynchroniciteen:20200907004620j:plain
f:id:cynchroniciteen:20200907004525j:plain
f:id:cynchroniciteen:20200907004440j:plain

ここからは、農道を通り、パイロット国道を通ります。

途中釧路川が数カ所から見えますが、カヌーで下ったら気持ちよさそうです。

 

川湯温泉から屈斜路湖までのサイクリングは、7月にも行なっていたので、そちらも記事も合わせてご覧ください。

 

cynchroniciteen.hatenablog.com

 

 

宿

f:id:cynchroniciteen:20200907004733j:plain

 15時前には宿に到着。パイロット道路からみるとこんな感じ。

f:id:cynchroniciteen:20200907002913j:plain

f:id:cynchroniciteen:20200907002951j:plain
f:id:cynchroniciteen:20200907003024j:plain
f:id:cynchroniciteen:20200907003104j:plain

 真ん中に吹き抜けの食堂があり、まわりを部屋が囲むような建物です。

ホールの上の方に見える窓は、各部屋のロフトの窓です。

f:id:cynchroniciteen:20200907072923j:plain
f:id:cynchroniciteen:20200907072841j:plain

 テラスも気持ちよさそうです。

夕飯は写真を撮り忘れましたが、チャンチャン焼など、前日とはまったく違うメニューで、満足しました。