今年も豊平川に鮭が戻ってきました
昨年、豊平川(山鼻川)で鮭の遡上を目にする機会がありました。そろそろかなあと思って、昨年と同じ場所から川を見下ろすと、いました。
ゆっくりと泳いでいました。
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支笏湖で温泉やスイーツを楽しむ
この夏、支笏湖を何度か訪れたので、その記録を残しておきます。
支笏湖畔
支笏湖を紹介する記事でよく使われているのがこのあたりの水の青さではないでしょうか。
本当にコバルトブルーできれいです。
支笏湖が千歳川に流れ出るところあたりは、天気がよい日には、水中の水草の青さが際立ち、とってもきれいな青さになります。山線鉄橋という、明治41年から昭和26年まで苫小牧から支笏湖に走っていた鉄道「山線」の鉄橋跡からの眺めが一番青いです。
支笏湖と千歳川では、カヤックをしている人も多く、かなりの人気スポットのようです。
朝早い時間ですが、犬と一緒にカヤックを楽しんでいる方もいました。
樽前山・風不死岳・恵庭岳の眺め
支笏湖は山々に囲まれているため、曇りやすく、千歳の天気予報が晴れでも曇っていたり、曇りでも雨が降っていたりします。
そのため、山々が見られない日も多いのですが、天気がよいとこんな感じで眺められます。
樽前山は、7合目まで車で行けば、あとは50分程度で山頂まで登山できるそうです。そして、カルデラ周辺を1時間程度で散策できるとのこと。
温泉街のビジターセンターには、樽前山のカルデラを散策する映像を、VRで360℃体験できました。機会があれば、実際に登ってみたいです。
風不死岳はふっぷしだけと読みます。樽前山の7合目から登れますが、難易度は高いとのこと。
美しいですね。
紋別岳は温泉街のすぐ近くに登山口があり、登山道は舗装されていて、登り1時間50分 下り1時間20程度とのこと。気軽に登れて、山頂からの眺めが素晴らしいそうです。
恵庭岳は、上り3時間、下り2時間40分程度とのこと。こちらは、温泉街の対岸の丸駒温泉の後ろにそびえています。
支笏湖温泉街
何度か温泉街に立ち寄る機会があったため、その都度スイーツを楽しみました。
鶴雅リゾートスパ 水の謌併設「パティシエ・ラボ」
プリン、シュークリーム、チーズケーキなど、シンプルながら控えめの甘さの丁寧なスイーツがおいしかったです。お値段も350円くらいから450円くらいなのでお手頃です。
何気に、ソフトクリームとそんなに変わらなかったりもします。
ペンネンノルデ
手作りマフィンがメインのカフェです。
ほうじ茶&粒あんクリームチーズとか、ゴルゴンゾーラ&桃マフィン、
梅ジャムとチョコレートのマフィン、黒ごまおさつあんこマフィンなど、名前を見ただけで食べたくなるものがたくさん。全部いただきました。
ズッキーニブレッドもおいしかったです。今度自分でも作ってみたいです。
北のうまいもん店碧水
ソフトクリーム・チーズいももち・茹でとうきびなどをいただきました。
9月に入ってからは、かき氷半額セールをやっていましたが、かき氷は28℃以上の日でないと食べたくなりませんね。
LOG BEAR / ログベアー
ログハウスの喫茶店で宿泊もできるようです。
朝9時からモーニングをやっていたので行ってみました。
お値段は観光地価格の1,000円ですが、喫茶店で人が入れてくれたコーヒーと、いい感じでトーストされたパンを食べるのって良いですね。
メメール
ジェラートをいただきました。種類も豊富で、イチゴについてはあまおうと朝採れイチゴの2種類があるなど、どれにするか選ぶのも楽しいです。ダブル、トリプルもできるので、組み合わせも楽しめます。
8月の支笏湖は30℃を超える日もあったので、とてもおいしかったです。
丸駒温泉旅館
8月末、知人から丸駒温泉旅館が経営破綻し、東京のファンドが経営を引き継ぐことになったとのニュースを知らされました。
色々調べてみると、経営を引き継ぐファンドは「ルネッサンスキャピタル」が運営する投資事業有限組合のようで、地銀なども出資しているところみたいです。外国資本に買われるわけではなさそうですし、丸駒温泉旅館は今まで通り営業するとのこと。
そこで、丸駒温泉に宿泊してきました。
ちと奮発し、湖側の部屋をとり、1日温泉三昧。
特に、天然露天風呂は最高です。
部屋からの眺めです。右は風不死岳、真ん中はモラップ山。
夕暮れもよいです。
この日は水深が80㎝程度で入浴にはちょうど良い高さ。水温もぬるめではありますが、長湯するにはもってこい。
以前冬に来た時と比べ、お風呂の周りの岩に藻が増えたなあという気はしますが、温泉の床にある砂利はぬめることはなく、快適には入れました。
この天然露天風呂は完全無欠の無色透明です。
青森の蔦温泉も同じように足元から湧出しますが、無色透明でした。
空気に触れず、酸化していない新鮮なお湯の証なのでしょうか。
わたしは、この無色透明のお湯がかなり好みです。
野鳥の森
休暇村支笏湖のあるエリアは、展望台や木々の中にベンチがあり、ピクニック気分を味わえる場所です。またここから山道をくだると支笏湖畔に出られます。温泉街の駐車場は有料ですが、こちらは無料なので、知っている人はこちらに駐車しているようですね。
モラップキャンプ場までの散策コースの途中にある鳥見小屋は、休日には大きなレンズのカメラを持った野鳥カメラマンたちでにぎわっています。
鳥見小屋のすぐ前に小さな水場があり、さまざまな鳥が水浴びをしにやってきます。
カメラマンたちは、この水浴びシーンを目当てに各地から集まってきているようです。
8月の終わりに訪れた際には、クロツグミ、キビタキ、メジロ、シジュウカラ、ゴジュウカラ、ヤブサメ、ヤマガラなどを見ることができました。
水浴び写真だと、スマホやコンデジだとうまく取れませんね。皆さん、気合の入ったバズーカ砲でバシャバシャとられていました。
うらやましい。
キビタキ(オス)
キビタキ(メス)?
クロツグミ(幼鳥)
?
クロジ
千歳川沿いに烏柵舞を散策
旅のきっかけ
烏柵舞と書いてウサクマイと読みます。
地名の由来はアイヌ語の地名に漢字をあてたもの。
アイヌ語での意味としては諸説あり、
オ・サッ・クマ・オマ・イ(川口に・魚乾柵・ある・所)
オ・サ・マ・オマ・ナイ(川尻の・無い・背後に・入る・沢)
などがあるようです。
千歳駅から支笏湖へ向かう途中のバス停に、烏柵舞橋、東烏柵舞があり、バスのアナウンスで耳にして気になっていました。
周辺を調べてみると、さけます情報館やバードウォッチングカフェなど気になるスポットもあったため、晴れた日に散策してみました。
スタートは孵化場入口
千歳駅前から支笏湖行のバスに乗車し25分程度(400円)の、孵化場入り口バス停で下車しました。
バスを降りると「千歳さけますの森 さけます情報館」入り口の看板があり、そちらの方向へ向かいます。
道は、車が通る砂利の車道と、舗装されたサイクリングロードが並んでいます。
周りは木々に囲まれ人通りも車通りも少ないため熊との遭遇が懸念されるため、クマよけの鈴を鳴らしながら歩きました。この日は天気がよいため日差しもあり、サイクリングロードを走る自転車が多かったので割と安心して歩けました。天気が悪いと、少し怖いかもしれません。
このサイクリングロードは、千歳市内から支笏湖のモラップまでを結ぶ22.5kmのコースのようです。
10分くらい歩くと、左手に千歳川の流れが見えてきます。
そして、15分くらいで「千歳さけますの森 さけます情報館」にたどり着きます。
あいにく、緊急事態宣言発令通のため閉館中で、外からの眺めのみ。
千歳川のすぐ横に立地していて、千歳川では釣りをしている人もいました。
ウサクマイ遺跡群
「千歳さけますの森 さけます情報館」を過ぎると、間もなくウサクマイ遺跡群です。
ウサクマイ遺跡群は、内別川流域の20ヶ所の遺跡と千歳川右岸のウサクマイC遺跡から成っていて、今回訪れたのは見学路が整備されているウサクマイC遺跡です。
時代的には、約7000年前の縄文時代早期から始まり、続縄文・擦文・アイヌ文化期から近代にいたるまで先人が生活を営んだ跡が残されているそうです。
入り口はこんな感じ。遺跡を目指していたため、あまりの森感に戸惑いましたが、足を踏み入れました。
森の中に道があり、見学路が矢印で示されています。
そして、ところどころに「住居跡」の立て札。
現在この遺跡では75個の住居跡のくぼみが見つかっているそうです。
当時は3~5軒の家で一つの村だったので、人々が数百年にわたって暮らした住みやすい土地であったと推測されています。
すぐ横には千歳川が流れ、森と川に囲まれた豊かな土地であったことがしのばれます。
住居跡は、今では木々に多い尽くされてしまっていますが、おそらく当時は開けた土地だったのではないかと時空を超えて想像します。空気が澄んで、適度に柔らかく、何かに吸い込まれるような空間でもありました。
もしここに遺跡があることが発見されなかったら、普通に別荘地帯にでもなっていたのではないかとも思えます。
足元には苔がむし、キノコも。菌類、コケ類、シダ類など、静かに生命感のあふれる場所でした。
千歳川沿いに下る
事前に地図で経路を確認したときには気づかなかったのですが、ウサクマイ遺跡群Cの先の橋を渡ると、自動車用の道とサイクリングロードが分かれていました。
サイクリングロードは千歳川に沿っていたのでそちらを歩いていきました。
対岸はウサクマイ遺跡群です。
サイクリングロードのすぐ横に水草が生え、その向こうに千歳川が緩やかに流れています。水と空気がきれいなところは、本当に居心地がよいですね。
途中、カヤックに乗りながら釣りをしている方がいました。なんというぜいたくなのでしょうか。
のんびりと20分くらい歩くと、次の目的地「MEON ミオンエシカルキッチン&カフェ」に到着です。
MEON ミオンエシカルキッチン&カフェ
こちらのカフェは、素材にこだわったお料理と素敵な庭があるお店として知られ、以前から気になっていました。
せっかく烏柵舞に来たのでランチを楽しみました。
頼んだのはフラムクーヘンというアルザス地方の郷土料理でわかりやすく言うとピザデス。前菜のサラダとベリーソーダのセットです。
おなかがすいていたので写真は撮り忘れました。
カウンター席から素敵なお庭を見ながらおいしい料理を味わう。とても豊かな時間を過ごせました。
こういうお店に来ると、おなか一杯食べるより、よい素材のものを使い、一品一品楽しむ生活って豊かだなあとつくづく感じてしまいます。それなのに、なぜ私の日常は、安い素材でおなか一杯においしいものを食べることを優先してしまうのか。。。
食事が終わって、バスの時間まで余裕があったので、コーヒーを追加で頼みました。このお店は、食事は店内で楽しみますが、デザートとドリンクはお庭のテラスでいただく、半セルフになっています。
コーヒーを頼み、お庭のベンチに腰掛け待っていると、コーヒーを持ってきていただけます。あとは、カップを所定の場所へ自分で返します。
平日でしたがランチはほぼ満席でした。土日だとかなり混みそうですね。
ぜひ、季節を変えてまた来たいです。
The Bird Watching Cafe
烏柵舞で有名なスポットにThe Bird Watching Cafeがあります。
インスタでも素敵な野鳥写真が日々アップされていて気になっていました。
別の日ではありますが、The Bird Watching Cafeのこともここに記しておきたいと思います。
オープンの10時頃到着しましたが、すでに2組の先客がいました。また、私の後にもすぐ2組が続いて入ってきていました。
このお店は、通常のカフェコーナーのほかに、写真撮影用のスペースもあり、こちらは予約も可能です。私は、ライトな野鳥ファンですので、通常のカフェコーナーのカウンター席にしました。
レジでホットサンドとカフェオレのセットをオーダー。お値段は少々張りますが、ホットサンドもカフェオレもおいしかったです。
何よりも、シマエナガのラテアートが素敵です。
しかし、それ以上に、ここは本当にバードウォッチングを楽しめる場所でした。
店に着くなり、目の前にはカワラヒワが数匹やって来ていましたし、餌台にはヤマゲラ、コゲラ、シジュウカラ、ゴジュウカラなど、次から次へとやってきます。
食べるより、野鳥のほうに夢中になってしまいました。
キジバトなんていつもスルーしていたのですが、近くで見ると意外と可愛かったりして。
自然の森に面した場所に、野鳥が立ち寄りそうな丸太や鳥小屋を配置しているので、自然の状態よりも野鳥がたくさんやって来ているのだと思います。
2時間くらい野鳥を楽しみました。
シマエナガのラテアートもこんな感じに。
また来たいです。
西岡公園で水芭蕉など
西岡公園の水芭蕉が見ごろと知り、まだ訪問したことがなかったので自転車をこいでいってきました。
西岡公園
西岡公園は、札幌市豊平区にあり、位置的には羊ヶ丘展望台の南にあります。
公園の中央には、月寒川上流の西岡水源池があり、周囲に湿地もあり、湿地には木道が整備されています。
札幌の公園は、スケールが大きく、丁寧に整備されているところが多く、恵まれた環境だと思います。
園内散策
赤い屋根の建物は取水塔で、西岡公園のシンボル的な存在です。
水源池の下は、小川が流れ、水遊びにもよさそうです。
小川には、 八つ橋という名前の橋が架かっています。
結構スリリングでした。
八つ橋の先は小さな湿地帯があり、エゾノリュウキンカでしょうか、きれいに咲いていました。
水芭蕉
水芭蕉の群生地は、水源池をぐるっと進み、上流側にあります。
整備された木道から、眺められます。
まさに、一番いいタイミングだったようです。
野鳥
見慣れない野鳥がいたので、写真を撮っておきました。
雨覆が鮮やかな青と黒の縞模様が特徴のカケスです。頭が橙色なのは、北海道にいる亜種のミヤマカケスとなります。きれいですね。
水源池には、マガモがぷかぷか浮いていました。泳ぐというより、ぷかぷかです。
こちらは、岸に近いところで一休みのカップル。
カイツブリらしき鳴き声が響いていましたが、目にすることはできませんでした。
蛇
ヘビもいました。すぐ、藪の中に消えてしまいました。
遠くから見たときは、プラスチックのごみが浮いているのかと思ったのですが、鯉ですね。かなり大きかったです。
北海道の「新しい旅のスタイル」は、当面札幌対象外に
3月26日(金)に、どうみん割に代わる「新しい旅のスタイル」事業が発表になりましたが、残念ながら当面札幌は延期となりました。
また、気になっていたエリアは6エリアに分けられ、札幌市は札幌市単独のエリアとなっています。
もうしばらく旅行はお預けとします。
ベニヒワとマヒワ
近所の公園を散策する際、最近は野鳥を観察する習慣がついています。スマホとは別にコンパクトデジタルカメラを持参し、気になる野鳥は写真に収めています。
だいたいいつも、スズメ、ヤマガラ、シジュウカラ、ゴジュウカラ、ヒヨドリ、マガモ、シラサギ、カラスといった決まったメンバーと遭遇します。
もしかしたら、私の野鳥知識が不足しているため、見分けができていないだけかもしれませんが。
今日、森の中を歩いていると、小さな野鳥が20匹ぐらい群れになって、木にとまったり、枯葉の上で餌をつついたりしていました。遠目にはスズメですが、サイズ的に少し小さい。
近づくと逃げてしまうので、少し離れたところから何枚か写真を撮っておきました。
遠くから見たときには気づかなかったのですが、若干黄緑がかっていました。
家に帰ってからネットで調べると、アオジorマヒワと判明。さらに調べると、
マヒワ:背中の羽に黄色いラインとスズメ色のラインが混ざっている
微妙に判定不可。
マヒワ:胸元が黄色で、お腹が白い
アオジ:胸元から、お腹まで黄色い
ここから判定すると、マヒワの可能性が高まります。
アオジと一緒にいたので、同じ鳥だと思っていた中に、よく見ると頭が赤いのが混じっていました。
こちらは、おそらくベニヒワと思われます。冬鳥で、11月~4月まで見られる野鳥です。ベニヒワは、いつもinstagramで、美しいお姿を見ていたので、出会えてうれしかったです。(気づきませんでしたが)
ベニヒワはマヒワの群れに紛れていることもあるそうなので、マヒワの可能性がさらに高まりました。
ほかの写真もよく見ると、結構ベニヒワが混ざっていますね。
野鳥知識を少しずつ増やし、たくさんの野鳥を識別できるようになりたいです。
どうみん割「新しい旅のスタイル」に期待
首都圏などの緊急事態宣言が解除されたものの、GoToキャンペーン再開の目途は立っていません。毎日、雪解けが進む近所の公園を散歩したり、豊平川の河川敷を上から眺めながら、春を待ちわびています。
そんな中、2021年3月23日の道議会予算特別委員会にて鈴木知事が、開始が見送られているどうみん割の代替事業について、翌週にも開始するとの言及がありました。
そこで、道庁観光局のホームページで、どうみん割「新しい旅のスタイル」(案)があったので、チェックしてみました。
中身をざっと確認すると、
【対象】個人(1人)、または同居者(主に家族)との旅行に限定
【利用者の遵守事項】
(1)食事と入浴の際には、会話を最小限にした「黙食・黙浴」の推奨
(2)マスク着用
(3)館内では大声で会話しない
(4)上記(1)~(3)について遵守する旨の、同意書の提出
【圏域区分】域内旅行に限定
私はいつも一人で旅行し、黙食・黙浴なので、利用者の遵守事項については、特段問題はありません。
気になるのは、域内旅行に限定の部分です。
道央・道北・道南・道東くらいの分けならいいのですが、さらに石狩・空知・胆振・日高と地方分けされてしまうと、札幌在住の私は、行先がかなり限定されてしまいます。
来週に向け、積極的に情報収集していきたいと思います。
また、スケジュールのほうも今のうちに調整しておきます。