道東の川湯温泉と知床の流氷を見る3泊4日旅行_2日目(流氷浴体験)
川湯温泉からウトロへ電車とバスで移動。本当は屈斜路湖や砂湯やコタン温泉にも行きたかったのですが、1日2本のバスしかなく、極寒の中時間をつぶす場所もないので、ウトロへ直行です。
- アクセス
- 爆弾低気圧襲来の予報のため予定を急遽変更
- ウトロへの国道334号線は流氷が押し寄せていた
- 流氷浴
- ランチはニューフェイス三代目千葉商店
- 夕日台展望台
- shiretoko HOSTEL hanareのアップグレードでしれとこ村
- 本格的な悪天候に
アクセス
【路線バス】川湯温泉郵便局前10:01→10:10川湯温泉駅[290円]
【JR】川湯温泉10:28→知床斜里11:11[1,130円]
【路線バス】斜里バスターミナル11:30→ウトロバスターミナル12:2[1,650]
網走行きのJRに乗車し30分強、車内は8割くらい埋まっていましたが、知床斜里で降りたのは3人くらい。ほかの方は、網走の方へ向かっていきました。
JRの駅からすぐのところにバスターミナルがあり、既にウトロ行きのバスが止まっていました。バスターミナル内の券売機でウトロバスセンターまでの乗車券を購入し、バスに乗車しました。
爆弾低気圧襲来の予報のため予定を急遽変更
翌日は爆弾低気圧が来るとの予報。予定では、この日に自然センターまで行って森の中をスノーシューで散策し、翌日流氷浴を体験しようかなあと、ぼんやり考えていました。
天気も次第に悪くなることがほぼ100%決まっていたので、バス出発前に流氷浴へ問合せしたところ、午後からOKとのこと。ウトロでは、流氷浴からスタートすることになりました。
ウトロへの国道334号線は流氷が押し寄せていた
バスに乗って20分もすると、「?陸?海?いや、流氷だ!」という感じで、想像以上の流氷の多さ。流氷の存在感がありすぎて、存在感がなくなるほどの流氷です。
バスの車窓から眺めただけでも、昨年網走でオーロらせんから見た流氷の総量を既に超えた気がします。
流氷浴
流氷浴は、バスターミナルから離れたところなので、30分くらい歩いて行くつもりだったのですが、ありがたいことに、バス到着時間に迎えに来ていただけることになりました。
流氷浴は今年(2020年)から始まったばかり。以前はキャンプ場があった場所で、今は使われていない小屋を使っているそうです。
夏ならビーチにデッキチェアを置いて、日光浴をするようなシチュエーションですが、流氷浴は、寝袋を着て、ホッカイロを足とお尻に当てて、椅子に座って流氷を眺めます。
最初の15分は流氷を眺める
正直、どこからどこまでが陸でで、流氷なのかよく分かりませんが、凍った海は本当に静かです。たまにカラスの鳴き声、車の通る音が聞こえるくらい。
流氷の割れる音も聞こえるようですが、このときはあまり聞こえませんでした。
朝だと気温が上がって溶け出して割れる音が頻繁にするようですが、午後になると一段落してしまうようです。
15分経つとドローンがやってきて撮影して帰って行く
前から、後ろから、しばらく飛んでいました。
30分経つとホットココアをいただきながら流氷を眺める
流氷ウォークの方々がやってきて、キャッキャいいながら、流氷の中に飛び込んでいました。楽しそうです。
ちなみに私は、幼少期に見た映画『南極物語』で、氷に挟まれて落ちていく犬たちの姿がトラウマになっていて、流氷の中には入れないので、流氷浴にしました。
ドローン撮影動画は控えめにいって最高です
流氷浴は40分で終了です。しばらくしてから画像と動画のURLがメールで送られてきます。
ランチはニューフェイス三代目千葉商店
冬季休業のお店も多く、どうしようかと思っていたところ、夏に来たときにはなかったお店がまだやっていたので入りました。
ランチのハンバーグと揚げ餃子の謎のセット。サラダとデザートのプリンとコーヒー付です。
ハンバーグと餃子のセットでこんなに品の良いのははじめてです。どれもおいしくて、お値段もお手頃で、ここにして良かったです。
夕日台展望台
宿のチェックインには少し早いので、コンビニで食事の調達をしてから、夕陽台展望台まで登り、流氷を眺めました。
遠くをみると、凍っていない海もありました。(右の画像)
国設知床野営場を会場には、イベントの残骸が。知床流氷祭の「流氷ライトアップ」「アイスドーム」「アイスバー」のようで、2月末までのイベントのようです。流氷は2月がシーズンなのですね。
shiretoko HOSTEL hanareのアップグレードでしれとこ村
宿はしれとこ村のゲストハウスshiretoko HOSTEL hanareを2泊予約していたのですが、アップグレードということっで、しれとこ村の客室を使えることに。温泉までもすぐ近くて、ありがたかったです。
宿
部屋のサイズのわりにテレビのサイズが大きい。トイレと洗面所は共用ですが、温泉含めすべてが10m以内に収まっていて、いろいろと楽できました。
温泉
広さといい、明るさといい、窓から見える景色といいい、なんてセンスが良いのでしょうか。
湯船は2つに分かれていますが、右に温泉の噴出口があり、左の浴槽の方が低いので流れています。真ん中の仕切りににも通り抜け穴が開いています。温度差は1度未満。
右が42度、左が41度という感じでしょうか。
温泉成分表にはph6.8とありますが、私の試験紙だとph8-9くらいありました。
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かなり塩気が強く、赤い温泉成分が浮かんでいたり、源泉掛け流し感のたっぷりの温泉です。
今回3回目ですが、ゲストハウスでこのクオリティーの温泉には入れるのはたまりません。
本格的な悪天候に
ウトロと斜里を結ぶ路線バスは、夕方から運休となりました。
翌日と翌々日の札幌行きのイーグルライナーの運休が決まったのを知ったのもこの頃です。網走経由でも帰れるので、まあいいか、ぐらいに考え、温泉三昧で眠りにつきました。