知床
旅のきっかけ
銀色夏生さんの詩集が好きで、確かデビュー前の森高千里さんが写真モデルで登場されているものがあるのですが、確か撮影を知床で行ったとか何かで銀色さんが書かれていて、知床は詩集の中の一風景として記憶にありました。
北海道旅行の中でもハードルが高そうなので、天気の良さそうな週末に思い切って出発いたしました。
割と軽い気持ちだったのですが、知床、世界遺産なんですね。野生感にあふれています。
札幌~知床(イーグルライナー)
一日1往復のみです。札幌23時15分発でウトロ温泉バスターミナルに早朝6時45分着。
帰りは、ウトロ温泉バスターミナル9時20分発。
つまり、0泊3日旅行はできません。1泊3日旅行となります。
運 賃:8,230円(往復15,430)
所要時間:7時間30分
ウトロから歩こうかどうか迷ったのですが、1時間以上何もない海岸であることがわかったので、バスに乗ることにしました。
7時11分に乗って、7時20分着です。
8時48分発の知床五湖行のバスがあるので、それに乗ることにしました。
写真はないので,観光協会のサイトを見てください。
滝の真ん中ぐらいまで階段で上がれるので、風向きによっては滝の水しぶきを浴びることもできます。マイナスイオン浴びまくりです。バスの時間までだいぶあったので、ベンチで読書をして過ごしました。
8時48分のバスに乗り、ウトロバスターミナル経由で知床五湖へ。
9時35分着です。
二つの歩き方があり、「高架木道」と「地上遊歩道」です。「高架軌道」は、個人が無料で自由に散策できます。「地上遊歩道」はレクチャーを受けてガイドの方と散策するものです。わたしは「高架木道」にしました。
これ、時間があれば絶対「地上遊歩道」にした方がよいです。「高架木道」は想像以上に立派で結構高いので、野生を感じずらいのです。世界遺産となると、軽い気持ちの観光ではもったいない。事前に調べて、お金を払ってでも、野生に近づいた方がよいと思いました。
ここも写真はないので、環境省のHPをご覧ください。
10時40のバスでフレペの滝へ向かいました。
フレペの滝
フレペの滝は、知床自然センターから徒歩20分のところにあります。
ところがここでハプニング。熊が目撃されたため、フレペの滝へは行けないとのこと。
次のはバスは14時13分。2時間20分どうするか。
まずは、フレペの滝の他にも散策コースがあったので、そちらを歩きました。30分くらいかな。自然センターで上映している短編映像を見ました。
自然センター内の展示物とかみて、フレペの滝へ向かう遊歩道の入り口まで行ってみました。
ちょうどレンジャーっぽい方がいて、熊がいなくなったことを確認できたので、もう少しで再開とのこと。よかったです。
12時くらいからフレペの滝へ向かい歩き始めました。念のため、熊対策で手をぱんぱん音をならしました。
最初は山道ですが、途中で開けた場所にでます。
フレペの滝です。
この滝には川がなく知床連山に降った雪と雨が地下に浸透し、垂直に切り立った約100mの断崖の割れ目から流れ落ちているそうです。改めて見ても不思議です。
遊覧船
クルーズ船もあり、その方が自然により近づけるのですが、気軽な観光旅行なので遊覧船にしました。
コース :知床岬航路
所要時間:3時間45分
費 用:6,500円。3,000円位のコースもありますが、やはり、知床の先端まで行きたいです。
知床岬の先端です。熊を見ることができました。知床岬は、動力付きの船での上船は禁止されているそうです。シーカヤックなら上陸可能ということです。
人より熊が優先されているということです。世界遺産ともなると管理が徹底されています。
カムイワッカの滝。次回は、ここまで行きたいです。
宿(知床 ホステル ハナレ)
しれとこ村という温泉旅館がとなりでやっているゲストハウスです。
チェックインはしれとこ村で行い、暗証番号を教えてもらい、部屋へ入ります。
まだ新しく、隅々まできれいにととのえられていました。女性4人部屋でしたが、わたし一人だったので、のんびりくつろげました。お風呂は、しれとこ村の大浴場(源泉掛け流し)を使えますし、朝食、夕食も希望すればだべられます。
一人旅にぴったり。一人旅派のわたしには、理想のゲストハウスです。
マイナスは、徒歩だと結構坂を上るという点です。
まとめ
知床は、観光ではなく、ガチ自然に触れるために来る場所だと思います。
今度は、事前に準備し、できるだけ野生に近づけるプランで望みます。
そしてお宿は、知床ホステルhanareです。