陸 海 空 未開の地

交通公共機関を利用した、国内一人旅の記録です。

出雲大社~石見銀山~温泉津温泉(2020年10月西日本縦断旅行5日目)

せっかく島根に来たので出雲大社を参拝。なんと、朝6時から社務所も開いているとのことで、早朝にお参りし、そのあと、世界遺産石見銀山へ向かいました。

  

出雲大社参拝

 神門通り

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 神門通りを歩きます。宿が壱の鳥居の下にあるので、参道を歩く感じです。

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 大社線出雲大社駅前駅。JR出雲駅からだとバスのほうが断然早かったです。乗る機会がありませんでした。 

勢溜の大鳥居(弐の鳥居)

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本格的な境内の入り口の弐の鳥居です。

祓社

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最初に祓社へのお参りはマスト。

最近はSNSでも知られるようになり、ここに行列ができることもあるそうです。

6時にも参拝者はちらほらいて、皆さんこちらに立ち寄っていました。 

松の参道の鳥居(参の鳥居)

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松の参道が美しです。松を守るため、この鳥居から先はわきの道を通ることになります。 

銅の鳥居(四の鳥居)

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手水へ立ち寄り、いよいよ境内へ。

拝殿

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 まずは拝殿にてお参り。

本殿

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 裏へ回り、本殿にて参拝。

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 本殿左から、西を向いているという大国主様をお参り。

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本殿の後ろからは、ウサギが見守っています。

素鵞社

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 天照大神の弟、大国主の祖先もしくは御舅さんともされる素戔嗚尊を祀っています。

楽殿

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注連縄で有名な神楽殿

出雲大社では、御朱印が2つあって、本殿の御朱印は拝殿の裏でいただき、神楽殿御朱印はこちらでいただきます。

大穴持御子神社(三歳社)

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地図を見ていると、出雲大社境内の裏の山に、八雲の瀧との文字があったため行ってみようと思いました。

境内を西側に出て、山のほうへ上がっていきます。

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10分少々登っていくと、三歳社へ到着。地図上だと八雲の瀧はとっくに通り過ぎています。

こちらの神社にもお参りして、来た道をも取ります。

八雲の瀧
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 入り口はどこだろうと気を付けてみていると、駐車場の向こうに何かの入り口がありそうでした。

近づいてみると八雲の瀧の文字が。

2分ほど歩くと滝が見えてきました。 

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高いところから滝が何段にもなっています。

建物の脇から滝へ下りられるようだったので、行ってみました。

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 上から見下ろす滝。

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小雨が降っていたこともあり、空気全体がしっとりと清められていました。

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帰り道にふと横を見ると、もう少し手前にも入り口がありました。

完全に見落としてしまったようです。

真名井の清水

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出雲大社の境内を出て、来たに数分歩いたところにある湧き水です。一般の神社でいう新嘗祭に当たる、出雲大社の祭事「古伝新嘗祭」に使われるそうです。

以前、ツアーで出雲大社に来た時、添乗員の方がお勧めのパワースポットとおっしゃっていました。

その時は、手前の命主社をお参りしたところで、真名井の清水と勘違いしてしまし、真名井の清水にはたどり着けませんでしたので、今回はそのリベンジ。

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 島根名水100選にも選ばれていて、飲料水にもなるようですが、ひしゃくで組むスタイルだったので、衛生面が気になり、汲むのは見送りました。

出雲→石見銀山

一畑バス)正門前8:52発→出雲市駅9:26着【510円】

 出雲ワイナリー経由のバスのため、所要時間が10分ほど長くかかりました。

(JR)出雲市9:46発→大田市10:25着【590円】

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 出雲を出発し、石見銀山の最寄り駅である大田へ向かいます。

どうやら自動改札は米子から出雲市までの区間らしく、券売機で切符を購入しました。

この区間の駅名は小田・田儀・波根・久手と2文字の地名が続きます。

(バス)大田10:32発→大森11:00着

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大田駅は改札を出て、駅舎を出ると、すぐバス停がありました。

石見銀山

事前に石見銀山のホームページを見ていたのですが、いまひとつどんなところかわかりませんでした。

世界遺産センター・古い町並みなどがあることは分かったものの、やはり銀山を見たいので、どこに行けば銀山なのか?

銀山ゾーンのいうエリアに、龍源寺間歩という坑道があり、唯一公開されていたんので、まずはこちらを目指すことにしました。

銀山エリア散策

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 大森バス停で下車し、まずは観光案内所のロッカーに荷物を預けました。

遊歩道

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車も通れる道とは沢を挟んで反対側に遊歩道があったので、行きはこちらを歩くことに。

あたり一面緑で、いい感じで苔も生え、マイナスイオンたっぷりの遊歩道です。

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水も透き通ってきれいで、魚もよく見えました。

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沢沿いの道を進みます。

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途中で見かけたお団子やさんの看板。気になりましたが、帰りに前を通ると、お休みでした。

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沢の向こうに見える豊栄神社。

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途中いくつかお寺の後などがありました。

清水谷精練所跡

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清水谷精練所跡へ向かいます。

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いかにも、近代工業遺産という感じの遺構です。

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緑に覆われ、銀の精錬所をイメージできません。

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正面に回ると、建物っぽい雰囲気が出てきます。

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上まで登れたので行ってみました。こんな感じ。

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思った以上に、一段一段が高いです。

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さらに上へ上ると、階段が。どうやら、トロッコが通っていた道が見学道になっているようです。さらに、選鉱所まで行けるようなので、登っていきました。

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木の階段ですので、小雨でしめっているため、非常に滑りやすかったです。

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上から見るとこんな感じ。竹林のなかいい感じでした。

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ロッコ道跡の見学道も竹林です。

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5分ほど歩くと、トンネルの出口のような状態。

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選鉱所まで0.15㎞、つまり150mなので行ってみることに。

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どこが150mなんだ、という距離でしたが、選鉱所らしき遺構へ到着。本格的な登山道でした。

直線距離150mなのでしょうか。

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選鉱所跡です。思った以上に広いスペース。

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シュートは、飛行機の脱出装置をイメージすればいいと思うのですが、高いところから鉱石を落とした装置だとおもいます。行ってみました。

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ここがシュート跡。あとは頭の中でイメージしました。

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山を下り、精錬所跡地へ戻り、地図を確認。

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こちらは、選鉱場にあった案内。選鉱場とシュートのイメージがわいてきます。

この精錬所は、萩出身の藤田伝三郎が企業した大阪の藤田組(DOWAホールディングス)が、当時の20万円(現在の数十億円)を当時、明治28年4月から操業を開始したとのこと。しかし、鉱石の品質が悪く、精錬能力も不足していたため、明治29年10月には操業停止。

たった1年半しか稼働していなかったんですね。

それでも、遺構として世界遺産に登録されているんだから、すごいですね。

ちなみに、Googleマップ石見銀山を検索すると、この清水精錬所を指し示します。

 

石見銀山全体は、江戸時代の歴史を伝える場所が多いので、清水精錬所跡だけ明治でした。 

間歩

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遊歩道から一般道に入り、坂道を登っていきます。

竹林の中の古い建物がいい感じです。

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このあたりに来ると間歩(まぶ)という、坑道跡が多くみられます。

あちこちから銀を求めて穴を掘ったんですね。

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お庭の奥のほうにも間歩があります。

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 高橋家。代官所と鉱山経営者である銀山師たちとの取次ぎなどを勤める山組頭という役職を務めていた人のお屋敷。

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 間歩遺跡は現在も発掘調査中です。

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石見銀山は、自販機も江戸の街並みになじんでいます。

龍源寺間歩

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目的地の龍源寺間歩が見えてきました。

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「頭ぶつけないよう気を付けて」といわれましたが、確かに、ほとんどの大人は気を付けないとぶつける高さです。

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中に入るとひんやり。

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静かな坑道を進みます。

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ところどころ左右にひおい抗があります。銀を求めて相当穴を掘っています。

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こちらはたしか、竪坑という排水に関する設備。

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これもひおい坑。

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一番奥まで行くと、途中から近代的に整備された道に切り替わります。

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こちらが地図。

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出口手前では、当時の採掘の様子を描いた巻物の展示がありました。

竹製のポンプで水をくみ上げている図です。

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さらにシステマチックな排水の図。ポンプで奥に汲み上げ、さらに上の人がそれを上に汲み上げるという。相当な量の水がでていたんですね。

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送風機もあったようです。

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そして出口。まぶしいです。

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出口は入り口とは異なる場所です。

一般道散策
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 龍源寺間歩を出てからは、一般道をあるきました。

「河童に餌を与えるな?」と思い沢のほうを見ると、河童がいましt。f:id:cynchroniciteen:20201008200824j:plain

緑に覆われた佐毘売山神社。工事中とのことで、参拝せず、したかが拝ませていただきました。

武家・町屋ゾーン散策

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坂道を下っていくと、少し雰囲気が変わってきます。武家町屋ゾーンにはいります。

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一見普通の田舎。

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ところどころ、指定史跡があります。左は渡辺家。

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普通の民家もいい感じです。

いろいろ制約もあって大変そうではありますが。 

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通りの左右にあるのは、どぶでしょうか。懐かしいです。

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このあたりでは「詩と生活とデザイン展」があちこちで展示されていましたが、この町やは丸ごと展示会場になっていました。

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こちらの阿部家は、県指定史跡ですが、このあとご紹介する群言堂さんが、暮らす宿として宿泊も行っています。

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ここまでは武家町屋ゾーンですが、川島家は代官所に勤める役人さんでした。

群言堂

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事前にHPをみて気になっていた群言堂さんへ。ランチをいただきました。

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いい感じのお店です。中庭も素敵。

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こちらの一人掛け席へ当されました。

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小さな中庭があります。

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季節のカレーセットにしました。ちなみに、お茶はサービス。

黄色いお漬物が、パイナップルみたいだったので、なんの漬物かきいたところ

「いとうりのお漬物」

とのこと。

いとうり?なんだそれと思い検索すると「糸瓜」=へちまと読むんですね。

確かに、へちまっぽかったです。

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食後のコーヒーは、黒豆のコーヒー。

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群言堂さんは、雑貨や洋服の販売もしていて、通販や全国にもショップがあるようです。

いい感じの雑貨を取り扱っていました。今度通販も利用してみたいです。

 代官所ゾーン散策

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代官所跡。資料館になっています。

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銀行の出張所も街並みになじんでいます。

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代官所ゾーンといっても、特に雰囲気は変わりませんでした。

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観世音寺

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岩山の上のお寺が気になったので、登ってみました。

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街並みを見下ろせます。

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山間部の赤い屋根の集落なんですね。

石見銀山の散策の足

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私は時間的に余裕があったので歩きましたが、ほとんどの方はレンタサイクルを利用していました。電動が2時間700円なので、龍源寺間歩へ行くのにちょうどよさそうです。

また、電動カーが無料でテスト運行していました。

観光スポットをゆっくり回ってくれているので、年配の方にはよいでしょうね。

(バス)大森15:15発→石見銀山世界遺産センター15:20着【200円】
石見銀山世界遺産センター

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乗る予定のJRの時間まで多少余裕があったので、バスで世界遺産センターへ移動しました。

石見銀山で取り入れられた、灰吹法が紹介れていました。

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鉱石を砕いて、ふるいにかけます。

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銀に鉛を混ぜてドロドロに溶かす。

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鉛と銀の塊を灰の上で熱すと、灰は鉛に吸収され銀だけが残ります。

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灰吹銀。出土例はこの1点のみとのことで、高価な銀は厳重に管理されていたんでしょうね。

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清水谷精練所跡の模型もありました。 

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清水精錬所のイメージ映像も上映されていました。

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石見銀山の銀は、世界的にもHivamiとして知られていたそうです。 

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こちらは、坑道の立体模型。白いのが坑道。

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銀貨のレプリカもありました。

本物はないですね。

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このあと向かう温泉津温泉までの道のり。かつては、銀を港まで運び、海外に輸出していました。 

温泉津(ゆのつ)温泉

 この日の宿泊予定の温泉津温泉へ向かいます。

(バス)石見銀山世界遺産センター16:03発→仁万(にま)16:25着【590円】

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行は大田でしたが、帰りは仁万行に乗車。こちらのほうが距離が短いです。

 

(JR)仁万16:40発→温泉津温泉16:53着【310円】

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仁万駅の駅舎をホーム側から。

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駅前も何もありません。

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車窓からの風景。

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馬路駅

f:id:cynchroniciteen:20201008203533j:plain再び車窓からの風景。 

 輝雲荘

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駅までは、宿の方に迎えに来ていただきました。

宿泊するのは、輝雲荘さんの宝泉長屋です。

輝雲荘でチェックインをし、法泉長屋へ向かいます。歩いて2分とのこと。

 輝雲荘 古民家「法泉長屋」

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5本目の電柱を曲がると見えてきます。

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こちらが宿泊する長屋。一番手前の大黒をお借りしました。

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2階建てですが、1Fのみの利用。追加料金を支払うと2階も使えるようです。

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メインの居間。

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キッチン。

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炊飯器や食器、シンクの下には鍋やフライパンなど、生活に必要なものは何から何までそろっています。コンロはIHでグリル付き。

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電子レンジはオーブンレンジ。冷蔵庫も充実。

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温泉ではありませんが浴室があり、脱衣所には乾燥機付きの洗濯機。

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 いい感じのお風呂です。

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もちろん洗面所もあります。

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居間の障子を開けるとこんな風景。

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せっかくなので2Fに上がってみると、1Fの居間と同じレベルのお部屋が。トイレもついていました。

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天井もいい感じで吹き抜けていました。

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長屋の裏に回ると、岩山の断崖絶壁が。

地形に合わせてたっていました。

温泉津温泉

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暗くなる前に温泉街を散策。

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温泉津温泉には2つの源泉があり、こちらは薬師湯です。

輝雲荘の長屋に宿泊すると、輝雲荘の温泉に自由に入れるのですが、輝雲荘の温泉は薬師湯から引いています。

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前から見るとこんな感じ。

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薬師湯の隣には、震湯カフェがあります。こちらはこの日はお休み。

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薬師湯のすぐ斜め前にあるのが、2つ目の源泉元湯。

この日は元湯のほうに入りました。

温泉については、次の記事でまとめて書く予定です。

 

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帰りはもう暗くなっていました。薬師湯の建物の明かりがいい感じです。

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温泉街もほとんど人通りはありません。

輝雲荘大浴場


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23時まで入浴できるとのことで、歩いて輝雲荘までいってきました。23時で男女が入れ替わります。

1日目は森の湯。山の斜面から木々のざわめきと森野かおりが、、、とのことですが、真っ暗でみえませんでした。

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内湯が源泉かけ流しで、露天は温泉ではなくセラミック泉です。

内湯は40度くらいのちょうどよい温度。

薬師湯さんの源泉から引いているため、温度調節のために、加水・加温もしています。

翌日薬師湯に入りましたが、明らかに温泉の濃度がちがいました。

でも、のんびりくつろぐにはこちらのほうが良いかもしれません。

1日目夕食

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石見銀山の群言堂さんで玄米ご飯を購入しておきました。これは、島根のものというわけではないのですが、以前愛用していたことがあるので、GoToクーポンで3食分かいました。

あとは、世界遺産センターのお土産屋で購入したもろみです。

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こちらは石見銀山の名物げたのは。

小麦粉・卵・黒糖・砂糖から作られた麩菓子の固いバージョン。たたくと下駄の音がすることからなづけられています。

銀山の坑夫の人たちがげたのはを食べて糖分を補給し、作業をしていたといわれているそうです。

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納豆は、駅から宿までの途中、スーパーに立ち寄ってもらい購入しました。

シンプルですが、意外と満足しました。