陸 海 空 未開の地

交通公共機関を利用した、国内一人旅の記録です。

積丹でうに丼

旅のきっかけ 

夏の北海道旅行計画を立てているとき、ふと、積丹うに丼が思い出され、以前から気になっていたお店のホームページを見たところ、翌日営業ありとのお知らせがありました。

積丹にある食事処には、漁師さんが朝捕った生ウニを出すところがあり、そういうところは毎日営業していません。生ウニ丼は、6月~8月の3カ月のみ、しかも、毎日営業ではなく、早々に売れ切れてしまうこともあります。

おいしい生うに丼を食べられるのは、北海道だからこそ。しかも、いつも食べられるわけではない。贅沢とは思いながら、生うに丼を食べるために、積丹へ行くことにしました。

 

アクセス

向かうのは、積丹半島の島武意海岸というところ。小樽から神威岬行きバスで1時間50分かかります。

快晴だったので、積丹ブルーの神威岬まで足を伸ばせれば最高なのですが、神威岬行きバスの一部が運休しており、バスの待ち時間が長くなってしまうため、今回は生うにに目的を絞り、うに丼をたべたら帰るプランにしました。

 

【札幌→小樽】7:59発→8:47着[750円]

【小樽→島武意海岸入口】9:00発→10:50着【1,590円】

帰りも同じルートです。

中央バスはネットの路線検索でも検索できるので、時刻表をみるより検索した方がよいです。また、電子マネー対応なので、多めにチャージしておくと楽ちんです。

 

【札幌発着】ぐらんぶる・しりべしフリーきっぷ

今回は、JRと北海道中央バスを乗り継ぎましたが、札幌から、ニセコ積丹・岩内・留寿都などの中央バス・ニセコバスが全線2日間乗り放題になる乗車券が4,600円で販売されていてお徳です。

シーズン中は、札幌発神威岬行きのバスもあるので、うに丼を食べてから神威岬へ行くということも十分かのうです。(うに丼が売りきれる可能性があるため、うに丼が先)

今回は、うに一本にしぼり、バス乗継ぎだと出発時間が1時間も早くなってしまうため、JRを使いました。

このきっぷは、検索してもなかなかヒットしません。積極的にPRされていないのですが、とてもお徳だと思っています。

 

小樽~島武意海岸

f:id:cynchroniciteen:20200715212216j:plain

積丹半島古平付近

車内からの風景です。よい天気。

うに以外の積丹半島については、過去の記事があります。

cynchroniciteen.hatenablog.com

 

cynchroniciteen.hatenablog.com

 

うに丼

お目当てのうに丼は、 鱗晃荘さん。食事がおいしいと人気の宿ですが、ランチはうに丼・いくら丼のみやっています。

11時開店のため、行列ができていたらどうしようと思っていましたが、11時55分に到着したときには誰もいませんでした。1番のりです。

f:id:cynchroniciteen:20200715212331j:plain

うに丼

口のなかでとろける海の味覚。おいしいです。1年に1度の贅沢だとおもっています。

f:id:cynchroniciteen:20200715212408j:plain
f:id:cynchroniciteen:20200715212440j:plain
うに丼

お吸い物は「おおば」というお魚です。薄味のお出汁で、うにの邪魔をせず、でも透き通ったきれのあるお味でした。

 

余市積丹で何杯か生うに丼を頂いてきましたが、どこで食べてもおいしいです。95点以上です。

うに丼のおいしさのポイントは、次の6つあると思っています。

素材(①場所・②時期・③個体差)

調理(④殻からの取り出し・⑤鮮度・⑥ごはん)

①②は、積丹産のうにであればたいていはクリアしているとおもいます。④はある程度熟練しれいれば同じ、⑥は好みの問題。重要なのは、③⑤で漁師さんの目利きと仕入れルートにかかっています。漁師さんが朝捕ってきたうにを出すお店は、③⑤のポイントが高いので、95点をさらに超え、おいしいのです。

 

島武意海岸

帰りのバスは12時44分発です。1ばん乗りで、11時20分にはお会計できたので、バスまでの時間は、島武意海岸へ向かいました。島武意海岸

鱗晃荘のよこの道を高台に向けて上っていきます。5分少々登ると、島武意海岸への入口があり、駐車場や「お食事処 鱗晃荘」があります。その先にトンネルがあります。

f:id:cynchroniciteen:20200715212806j:plain
f:id:cynchroniciteen:20200715212841j:plain
f:id:cynchroniciteen:20200715212909j:plain
島武意海岸トンネル

高さのない小さなトンネルをくぐると、

f:id:cynchroniciteen:20200715212642j:plain

島武意海岸

積丹ブルーの海です。海岸までおりられますが、今回は時間の関係で見送りです。

f:id:cynchroniciteen:20200715212559j:plain

島武意海岸

何度見ても美しい海です。

f:id:cynchroniciteen:20200715212716j:plain

うに漁

うに漁ですね。きっと。

f:id:cynchroniciteen:20200715213120j:plain
f:id:cynchroniciteen:20200715213207j:plain
f:id:cynchroniciteen:20200715213035j:plain
f:id:cynchroniciteen:20200715212947j:plain
島武意海岸

よく見ると、岩場に人影が。飛び込む瞬間を激写しました。

 

積丹自然公園歩道

まだ少し時間があたったので、灯台のほうまであるいてみました。

f:id:cynchroniciteen:20200715233911j:plain
f:id:cynchroniciteen:20200715233821j:plain
歩道

急な坂道です。景色もよいです。

f:id:cynchroniciteen:20200715233952j:plain
f:id:cynchroniciteen:20200715234028j:plain
灯台

きつい坂道ですが、5分くらいで灯台がみててきます。10分もあれば、灯台までつきます。

f:id:cynchroniciteen:20200715234151j:plain
f:id:cynchroniciteen:20200715234112j:plain
灯台展望台

灯台の先には展望台があります。

f:id:cynchroniciteen:20200715234232j:plain

地図

この先も遊歩道は続きますが、バスの時間があるので引き返します。

トンネルのさきの展望台には人がたくさんいましたが、ここまで来る人はほとんどいませんでした。

このあと、12時44分のバスで小樽へ戻ります。うに丼だけのはずでしたが、小樽にあたらしくできたカフェへ立ち寄ってしまいました。

 

cynchroniciteen.hatenablog.com