塘路エリアで釧路湿原を堪能_2020夏道東の旅7
道東の旅も最終日です。川湯温泉周辺の歩いて、公衆浴場につかってから釧路へ向かおうかとも思っていましたが、天気予報では弟子屈付近より釧路のほうが天気がよさそうだったので、川湯温泉駅8時16分の列車で釧路方面へ向かうことにしました。
釧路湿原は、細岡展望台・温根内木道へ行ったことがあり、釧路湿原展望台がまだだったので行こうかとも思いましたが、釧路手前で途中下車する方法もあると思い、いくつかの展望台のある塘路駅で途中下車することにしました。
川湯温泉→塘路
川湯温泉からは、7人くらい乗車していました。塘路で下りたのは私ひとりでした。
塘路駅
塘路駅の駅舎には喫茶店があり、こちらでレンタサイクルもやっているようです。
塘路周辺の散策マップを1部10円でいただけます。Googleマップよりこちらの方が使いやすいです。
シーズン運行のノロッコ号の終着駅なので、ノロッコ号運行時はにぎわうのではないでしょうか。
塘路湖
塘路湖方面へあるきます。10分弱で、塘路湖から釧路川へつながるアレキナイ川を渡る橋があります。漢字をあてて「阿歴内川」と書くこともあるようですが、日本ではないみたいですね。
塘路湖からカヌーで釧路川まで巡るネイチャーツアーもあります。このあたりは、カヌーツアーのメッカです。
アレキナイ川を越え、国道391号線を歩きます。右側には塘路湖が見えます。交通量が少ないためか、行きも・帰りも、ここの直線地帯で、トラックを追い抜く乗用車を見かけました。景色もいいし、気持ちよいので、スピードも出したくなりますね。
サルボ展望台
サルボ展望台の看板があります。ここは、駐車場で、展望台への登山口はさらに進んだところにあります。駅からは徒歩25分程度です。
サルボ展望台には、山道を歩いて行きます。足元はぬかるんでいたので、スニーカーだときついです。10分程度でサルボ展望台が見えてきます。
サルボ展望台からは、塘路湖を見下ろすことができました。
なぜ和歌山の会社がここに土地をもっているのでしょうか。経緯が気になります。
サルルン展望台
サルボ展望台からさらに山道を進み、サルルン展望台へ向かいます。15分くらいで木々がひらけ、サルルン展望台に到着します。
左が塘路湖、右が奥からエオルト沼・ポン沼・サルルン沼です。ポン沼とサルルン沼の間には道道クチョロ原野頭路線という道が通っていて、このあと歩くことになります。
塘路湖方面の景色です。
左奥の塘路湖の手前に釧網本線の線路があります。このあたりは、鉄道写真の人気撮影地のようです。
サルルン沼の西方面の景色です。
二本松展望地
駅方面へ戻る途中に、コッタロ湿原展望台への案内があります。片道7kmは無理だとおもっていたのですが、地図を見ると1.2kmのところに二本松展望地があることがわかったので、立ち寄ることにしました。
線路を渡り、道道クチョロ原野頭路線にはいります。
歩いていると、サルルン展望台がみえました。
道は砂利道で、こんな感じの風景です。道道クチョロ原野塘路線という名前なので、車でクチョロや鶴居まで抜けることもできますが、二本松展望地のところで通行止めになっていました。
二本松展望地は、入口に看板などはわかりません。駅でもらった地図とGoogleマップで展望台付近にいることを確認し、草むらの中の、道があるのかないのかわからないような坂道を登っていきました。
二本松展望地からの眺めです。 手前に流れるのは釧路川、釧路湿原が広がり、遠くには釧路市街まで眺望できます。
国道からは、25分くらいでここまでたどり着きました。
展望地をおりて、再度展望地を見上げるとこんな感じ。展望台ではなく、展望地なのです。頂上にに人がいますが、バイクでここまで来て、通行止めのため地図を確認していました。ここに展望地があることを知っていたわけではないようですが、私が登っていたので、登ってみたようです。「まさかこんなところに展望台があるとは」と驚かれていました。
Prezzemolo (プレッツェモーロ)でランチ
塘路湖エコミュージアムセンターや標茶(しべちゃ)町博物館などもあるので、立ち寄ろうかとも思っていましたが、ネットでとても評価の高いイタリアンレストランがあったので、先にランチをとることにしました。
到着すると、駐車場は車がいっぱい。11時50分に到着しましたが、既に満席だったので少し待つことにしました。
牡蠣とマッシュルームのパスタをチョイス。ソースはトマト・オリーブ・クリームから選べたので、トマトに。麺は細麺・太麺から太麺を選びました。
プリプリの牡蠣が5個はいっていました。麺ももちもち、トマトとガーリックのよい香り。とっても美味しかったです。
客層は、法事帰りの老人グループ、作業着を着た2人組、おしゃれした女性グループ、パソコン仕事しているサラリーマン、品川ナンバーの車の女性などさまざま。とってもよい雰囲気でした。
釧路へ向かう列車の時間もあるため、博物館へ立ち寄るのはやめて、デザート、コーヒーも頼んで、ゆっくりしてしまいました。
釧路市内から車で30分程度なので、ドライブがてら来るのもよさそうです。公共交通機関だと、列車の本数が少ないのでハードルは高いですね。