陸 海 空 未開の地

交通公共機関を利用した、国内一人旅の記録です。

霧多布湿原と厚岸の牡蠣(HOKKAIDO LOVE6日間周遊パス_2日目)

HOKKAIDO LOVE6日間周遊パスをつかった旅の2日目は、霧多布湿原をカヌーで巡り、厚岸で牡蠣を食べてから帯広へ向かいました。

 

琵琶瀬木道

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 夜間に雨が降ったため、草木は湿り、あたりは霧に覆われていました。

宿のすぐそばから、琵琶瀬木道に入れるので、早朝に散策しました。

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霧多布湿原という表記にふさわしく、霧につつまれています。

白い花はノリウツギです。

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足元のお花を楽しみながら木道を進みます。6月から7月には、白いワタスゲや黄色いエゾカンゾウが一面に広がっているそうです。

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5分強で行き止まり。すぐ前に、泥川が見えます。霧の湿原もいいですね。

 夕食後のスライドで見せていただいたのですが、10月には、この木道から見る天の川銀河の眺めもすばらしいようです。

琵琶瀬湾

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宿の前は琵琶瀬湾が広がります。目の前に見えるはずの嶮暮帰島も見えないほどの霧でした。

雨はやんでいましたが、霧で景色が見えず、足元も悪そうなので、嶮暮帰島探検ツアーは断念し、カヌーで霧多布湿原をまわることにしました。

この日の体験ツアー予約は自分だけだったので、柔軟に対応していただけ助かりました。

 

霧多布湿原をカヌーでのぼる

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車で2分程で琵琶瀬側の河口まで行き、そこからカヌーに乗ります。

天気予報によると、海から陸に向けて吹く風があるため、河口から霧多布湿原展望台方面へ向けてのぼっていきます。

河口付近は琵琶瀬川・泥川・一番川が合流するため川幅はかなり広いです。

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野鳥やタンチョウを見つつ漕ぎ進めます。湿原の土壌は泥炭だそうです。

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琵琶瀬側に入ります。海から気持ちよい追い風が吹くなかカヌーを漕ぎ進めます。

途中、カヌーで下っている人とすれ違いました。

霧につつまれた霧多布湿原はゆったりとした時間が流れます。

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だんだんと川幅が狭まります。

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琵琶瀬側とMGロードがクロスするポイントでカヌーは終了です。約4km、9時30分すぎに出発し11時ごろ到着しました。

ここから、車で霧多布湿原センターまで送っていただきました。

 

霧多布湿原センター

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霧多布湿原センターは、霧多布湿原を見おろせる高台にあります。
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曇り空で、海の方は霧につつまれていて見渡すことはできませんでした。

ぼんやりと、今のぼってきた琵琶瀬川が見えました。

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1Fが展示室、2Fが展望喫茶になっています。1時間ほど時間があったので、喫茶でゆっくりしました。メニューもけっこう豊富です。

ドリンクヨーグルト200円をいただいたのですが、とても濃厚でヨーグルトというよりチーズみたい。ネットでお取り寄せもできそうなので、今度購入してみようと思います。

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展望台からの眺めもよいです。

 

茶内~厚岸

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霧多布湿原展望台からはバスは出ていませんが、宿の方に霧多布展望代まで迎えに来ていただき、茶内駅まで送っていただきました。

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茶内駅には紙袋をもった方が列車を待っていましたが、どうやら、乗客の方が予約したお弁当を渡すために来ていたようです。

調べてみると「浜中の時弁」といって、時鮭・いくらの炊き込みご飯のようです。

JR北海道の取り組みで、「いつもの列車で観光気分 〜花咲線あじわい方〜」のなかで紹介されていました。

www.jrhokkaido.co.jp

 

茶内12:18発→厚岸12:36着

1両編成の花咲線は、8割程度の乗車率。駅弁を食べている方が多かったですね。足元に蟹一杯の食べかすのある強者もいました。

 

厚岸の牡蠣

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花咲線は基本的に車内精算ですが、厚岸は駅員さんがいるので駅で改札します。規模的には根室駅とおなじくらいです。目指すは海産物を直売しているエーウロコです。

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15分くらい歩いて到着です。

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購入した魚貝類を、その場で食べることができます。

貝を剝く道具や、電子レンジとサランラップなど用意されていて、食べ方も貼り出されてます。

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カキえもんLサイズ150円。生でいただきました。LLでもよかったかも。

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マルえもんLLサイズ150円。ラップをかけてレンジで1分チンして、道具をつかって自分で貝を剝きます。案外簡単でした。

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ぷりっぷりです。うまい!

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ホッキ貝150円。プラス50円で刺身にしてもらいました。こりっこりです。

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しまえび100円。まだ生きていて、動くのでからを剝くのも大変です。

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エーウロコから3分程度歩くと厚岸大橋があります。厚岸湖と海を分けています。

画像は厚岸湖側です。

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カキや貝はおいしかったのですが、ごはんも食べたくなり、駅前の一福さんで牡蠣フライ定食をいただきました。

こちらのお店はラーメンなどもあり、人気のようです。

 

厚岸~帯広

 厚岸15:04発→釧路15:52着

厚岸でもお弁当購入する人がいました。こちらでは牡蠣飯のようです。

釧路16:12発(JR特急おおぞら10号→帯広17:47着)

 自由席もかなり空いていたので、自由席に乗車。いい感じで乗継ぎできる時刻表ですね。

 

ホテルふく井

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この日の宿は、天然モール温泉で源泉掛け流しをうたっている、帯広駅駅前のふく井ホテルにしました。思った以上に駅前です。

十勝川温泉も検討しましたが、ここからバスで移動するのも大変だったので、駅前にしました。

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お部屋は平均てきなビジネスホテル。温泉は地下にあり、エレベータで直通です。部屋着でもOKです。

温泉は、茶褐色のモール温泉がたっぷりかけ流されていて、浴槽も床もつるっつるです。お湯もなめらかで、お肌もつるっつるになりました。

 

脱衣所にはバスタオルとフェイスタオルが用意されているので、部屋からもってくる必要なし。無料のマッサージチェアがあるので、入浴後に汗が引くまで利用させてもらいました。 

源泉掛け流し温泉、満足しました。 

コインランドリーもあって、確か100円で洗濯できました。

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こちらは朝食です。和・洋・おかゆ・コンチネンタルから選べますが洋食定食を選びました。サラダとドリンクはセルフです。

どれもおいしかったです。