芸術の森美術館2020冬_かんじきウォーク
訪問のきっかけ
芸術の森美術館には、過去数回いっていますが、冬の時期はまだ未体験でした。
野外美術館では、「かんじきウォーク」という、かんじきを履いて雪の中、彫刻などを鑑賞して巡ることができるので、一度行きたいと思っていました。
寒いのはイヤだし、雪が降っていると困るし、どうせならまだ足跡のない雪の中を歩きたい通っていたため、前日の夜雪が降り、予報で雪がなく、気温も0度程度の日を狙って、朝イチで行ってきました。
アクセス
【地下鉄】札幌→真駒内[290円]
芸術の森までいくバスであれば、かんじきウォークの受付をする芸術の森センターの目の前まで行けますが、本数は少ないです。
芸術の森入口で降りて、5分強歩いて行くこともできます。
野外美術館
かんじきレンタル
芸術の森センターの事務所に行き、書類に名前と電話番号を記入し、500円を支払ってかんじきをお借りします。その際、ガチャコインをもらえるので、事務所前のガチャガチャを1回できます。子ども用は無料です。
長靴のあるコーナーへ移動し、靴を履き替え、かんじきを履きます。
かんじきの履き方は、ビデオが流れていますし、説明が書かれたものも置いてあります。
読みながらかんじきを装着すること約5分。野外美術館へ出発します。
かんじき装着
最初は、かんじきが脱げてしまうことが多々あり、長靴でもよいかな、等と考えていました。左右とも5回程度装着し直した頃、ようやくしっくりくるようになりました。
コツは、後ろ重心で歩くことだと思います。
足のサイズにもよるかと思いますが、どうせ脱げるので、最初は装着方法をしっかり覚えることを心がけるとよいと思います。
雪道を歩き始めてから、装着し直すのはけっこう大変でした。
野外美術館散策
園内は時計回りでまわりました。
【ふたり】
道が歩きやすくなっていたので、これならかんじきはいらないな、と思っていましたが、そんなことはありません。この先、かんじき無しには歩けないほどの雪道でした。
【隠された庭への道】
円錐形のオブジェが美しいので、ついつい汚してみたくなってしまい、全身で倒れかかりました。
【ミロク'89-I】
【鳥になった日】
【彩霞燈】
写真はあえてズーム機能は使わずに撮影しました。
かんじきで雪道を歩いていると、ふと何かの存在に気付き、雪の中にオブジェがあるのです。
【若きカフカス人への追幻想譜】
ここからゴームリーのシャフトの方向へ向ったので、遠くからの撮影です。見えますか?
【シャフトⅡ】
さすがに、ゴームリーまで行く人は少ないようで、道はこんな感じ。かんじき無しには歩けませんね。
小さな足跡は、キツネか何かでしょうか。
気のせいか、ゴームリーも寒そうです。足下には氷も。
後ろ姿も撮っておきました。
【間】
ゴームリーからさらに進むとあります。養生のためカバーで覆われています。
このあと、急な下り坂を下りました。
【ひとNo.16-1】
【夏引】
【交叉する赤錆の影】
9時45分の開館時から歩きましたが、ここまでは誰とも会いませんでした。この後、かなり多くの人とすれ違いました。
【うつろひ】
【挑発し合う形】
【こだま】
【四つの風】
【コタンクルカムイの詩】
【二人の空】
【北の大地の詩】
これは、最も雪に埋まっていた作品です。
【抜海の漢】
【大地からの閃光】
【オーガンNo.10】
【マイ スカイ ホール】
【道標 鴉】
【異・空間】
【北斗まんだら】
かんじきを履き替えたりしながら1周まわり、1時間半程度でした。
特別展「みんなのミュシャ」
普遍的なかわいさです。日本の少女マンガなどにも多大な影響があることを知る。
当たり前だと思っていたマンガ表現の元に、ミュシャがあったのですね。
おみやげコーナーには、ミュシャぶったペコちゃんが。ペコちゃんサブレがかわいいミュシャの缶に入って売られていました。