春国岱散策と風蓮湖畔で丹頂鶴と遭遇_2020夏の道東旅行2
根室駅→ネイチャーセンター
根室駅から春国岱(しゅんくにたい)までは、根室交通の厚床線で20分程度です。
平日は3便のみの運行で、駅前ターミナル12時17分の便に乗車しました。
下車するのは、東梅(とうばい)バス停です。根室交通のバスは電子マネーに対応していないので、小銭は多めに用意しておきました。
バス停から徒歩5分くらいのところにネイチャーセンターがあるので、散策地図をもらいました。
風蓮湖と春国岱
春国岱・風蓮湖といってもメジャースポットではないので、地図上で位置をご紹介します。根室半島の付け根のオホーツク海側にある、汽水湖(海水が混ざっている湖)が風蓮湖で、春国岱は、砂がたまってできた島です。野鳥の宝庫のようです。
ネイチャーセンターを出て、元の通りに戻り春国岱へ向かいます。
下り坂を下りると、手前から、風蓮湖・春国岱・オホーツク海が見えてきます。
風蓮湖が海に出るところにある橋を渡ると、春国岱への入口があります。
海の向こうにうっすらと島が見えますが、国後島でしょうか?方角的には国後島だと思うのですが、自信はありません。
駐車場の奥に、春国岱への入口があります。
ひばりコース
ひばりコースは、こんな感じの木道を歩きます。
ちょうど干潮の時間帯だったと思いますが、漁師さんが貝類を捕っていました。
黄色く見えるのは、おそらく海藻です。帰りにはもう漁はおわっていました。
少し進むと、黄色いのが近くで見られます。
キタキツネコース
右に行くとキタキツネコース、左に行くと赤エゾマツコースです。
まず、右のキタキツネコースへすすみました。
が、すぐに木道は終わり、前日の雨の影響か泥道です。
長靴ではなかったのでキタキツネコースは断念しました。
赤エゾマツコース
日本とは思えない景色が広がります。
赤エゾマツが枯れた湿地帯・赤エゾマツの森と景色が移り変わっていきます。
赤エゾマツコースの後半は、第3砂丘という砂丘上の森林ですが、平成18年以降の低気圧の影響で、だいぶ森の様子も変わってしまったようです。倒木が多かったです。
いずれは、前半のような枯れ木にサバンナみたいな風景になってしまうのでしょうか。
ハマナスコース
途中まで戻り、ハマナスコースとの分岐からハマナスコースへ。上の写真の右へ進みます。
オホーツク海側の海岸沿いを歩きます。
こんな道が延々と続きます。
こんなとげとげの植物がたくさん生えていて、下を見て歩かないとちくちくします。
ひたすら歩きますが、代わり映えはしません。
最後まで行かずに、途中で引き返しました。
レイクサンセット宿泊
春国岱を後にし、宿泊予定の宿へ向かって歩きます。風蓮湖を挟んだ春国岱の眺めです。
20分程度歩いて到着です。湖畔のコテージ宿泊です。
レイクサイドのコテージです。お部屋の設備も整っていて、きれいでした。
部屋の目の前は風蓮湖。眺めも最高です。
せっかくなので夕食をつけました。海の幸メインです。
タンチョウとエゾ鹿
夕方食事に行こうかとコテージをでると、目の前にタンチョウがいました。
食堂には、タンチョウのベストショット写真がたくさん飾られていました。夕焼けを背景に、二匹のタンチョウが左右対称に写っているのとかもありました。
風蓮湖の向こうには春国岱がみえますが、朝から晩まで鹿がいます。何匹も。