陸 海 空 未開の地

交通公共機関を利用した、国内一人旅の記録です。

屈斜路湖雲海とサイクリング(HOKKAIDO LOVE6日間周遊パス_4日目)

このあとの予定は決めておらず、天気予報を見ながら決めようと思っていたのですが、晴れマークは網走・知床エリアのみ。

根室の方面は曇り、胆振日高道南方面には雨マークも。

前日45,000歩も歩いていて疲れたこともあるので、もう一泊こちらのユースホステルに宿泊することにしました。

レンタサイクルもあったので、屈斜路湖畔をサイクリングしました。

 

雲海ツアー

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月がきれいでしたが、雲が若干気になります。

この日の日出は4時50分ごろ。30分前の4時20分に集合して出発です。

宿のオーナーが山にかかった雲の状態や、WEBカメラの画像を見て判断し、見られないときには中止となりますが、この日は微妙な感じ。山の上の雲が取れれば見られるだろうとのことで、開催されました。

料金は1,500円です。この日は3名参加。

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津別峠到着です。雲の上に抜けた感じがします。

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 こちらは、日出とは反対方向。これだけでも十分満足なのですが、屈斜路湖の雲海からのぼる朝日が見どころなのです。

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 既に日は昇りはじめていました。雲が多すぎます。

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 雲海というより雲です。朝日がまぶしくて、撮影時はどんな感じで取れているかまったくわかりませんでした。

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雲が少しずつ薄くなり、屈斜路湖が見えてきました。 

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 雲海感が強まってきました。

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 雲海の向こうの屈斜路湖から朝日が昇ります。 

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 完全に日が昇りました。

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 ズームするとこんな感じ

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 気がつくとあたりは明るくなっていました。

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展望台があるのですが、ここに入れるのはプリンスホテル発のツアーの方のみみたいです。2020年9月6日の世界不思議発見にも出演されていたガイドの方のわかりやすい解説が聞こえました。

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 日の出と反対方向にはまだ月が。 

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 帰り道から見た屈斜路湖です。

オーナーはここでドローンを飛ばして撮影したかったようですが、6時30分の列車にのる宿泊客を駅まで送ることになっていたので、あきらめました。

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宿に6時ごろ戻り、温泉につかって7時30から朝食をいただきました。

 

サイクリング

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2段ギアつきのママチャリを1,000円でレンタルし、川湯温泉を目指して出発しました。

 

コタン温泉露天風呂
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 道東の有名な野湯・コタン温泉露天風呂の女湯です。右の岩の向こうは男湯で、2名ほど入浴されていました。

足湯は禁止なので手だけつけました。ナトリウム – 炭酸水素塩泉ですが、アスファルトのような油臭がします。

露天風呂の手前にコタン温泉共同浴場という男女別の有料の内湯があるのですが、15:00~となっていました。また、入口に「一般の方は入れません」とも書かれ、弟子屈町のホームページも掲載されていないので、今は入れないのかもしれません。

  

池の湯

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 コタン温泉露天風呂はいつ行っても人がいますが、少し先の池の湯はたいていだれもいません。

が、この日は車が1台止っていて、タマネギなどの野菜や寝袋などが干されていました。車の中では、朝食の準備中みたいで、炒め物をする音が聞こえました。

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お湯は少し熱めですが、足湯をしました。藻とかが浮いていて、栄養分の高そうな温泉です。

車のなかにいたおじさんから、「入るならどっか行ってくるけど。誰も来ないから大丈夫だよ。」とおっしゃっていただきましたが、さすがに入るつもりはないとお答えしました。

どうやらこちらで野営しているようです。 

 

砂湯

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湖畔の砂を掘るとお湯が沸いてくる砂湯です。

 

川湯温泉公共浴場

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 お目当ての川湯温泉公共浴場。入浴料250円です。6月に来たときはお休みの水曜日だったため、ようやくリベンジできました。 

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 中に入るとこんな感じ。

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 更衣室です。鍵のかかるロッカーはないので、中までもって入りました。 受付に預けることもできそうです。

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 浴槽は2つあり、右が源泉掛け流し温泉、左が真湯。

泉質は、酸性・含硫黄・鉄(Ⅱ)-ナトリウム-硫酸塩・塩化物泉。ph1.8の強さで、43度以上はある熱々の温泉です。

熱々の温泉につかり、暑くなったら隣の真湯に入ります。真湯は温泉の熱で温めているようです。

とにかくストロングな酸性の温泉で、あっつ熱。しゃっきっとしますね。

 

川湯エコミュージアムセンター

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 過去2回川湯温泉に宿泊したことがありますが、2回とも休館でした。

1Fに屈斜路湖や硫黄山の展示があり、2Fはカフェです。持ち込みOKと書かれていたので、ソファーに座って、お冷やをいただき、30分以上くつろいでしまいました。

ここ、穴場ですね。

 

黄山(通過)
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川湯温泉街を出発し、美留和方面へ向かいます。右手には硫黄山が見えます。

黄山を過ぎると、森の中をひたすら漕いで進みます。若干熊が心配な雰囲気。

 

美留和 摩周の伏流水

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美留和(びるわ)まできたのは、摩周の伏流水が気になっていたから。

川湯温泉からの道路沿いにありました。美留和駅からは徒歩5分程度。この湧き水以外はほぼ何もありません。

来運の水と同じく、とりあえず冷たくておいしいのでごくごく飲めてしまいます。

ペットボトルに汲んで、このあと宿で飲みましたが、やわらかくておいしかったです。

 

ちなみに美留和アイヌ語で「清き泉の水が流れるところ」と云う意味があるそうです。

 

釧路川
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ここからは、農道を通り、パイロット国道を通ります。

途中釧路川が数カ所から見えますが、カヌーで下ったら気持ちよさそうです。

 

川湯温泉から屈斜路湖までのサイクリングは、7月にも行なっていたので、そちらも記事も合わせてご覧ください。

 

cynchroniciteen.hatenablog.com

 

 

宿

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 15時前には宿に到着。パイロット道路からみるとこんな感じ。

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 真ん中に吹き抜けの食堂があり、まわりを部屋が囲むような建物です。

ホールの上の方に見える窓は、各部屋のロフトの窓です。

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 テラスも気持ちよさそうです。

夕飯は写真を撮り忘れましたが、チャンチャン焼など、前日とはまったく違うメニューで、満足しました。

来運神社と清里田園地帯&さくらの滝(HOKKAIDO LOVE6日間周遊パス_3日目)

 清里町は、知床方面に行くときや、川湯温泉屈斜路湖に行ったときに通り過ぎていました。斜里町の来運神社の湧き水もパワースポットとして気になっていたのですが、列車の本数が少なく、気軽にたりよれるところではありません。

そこで清里に一泊し、清里の田園地帯を歩くことにしました。

11時30分ごろの列車の次は16時過ぎという不便なところ。いろいろプランを考えたのですが、11時30分に清里町から緑町へ移動し、さくらの滝というサクラマスの遡上を見られるスポットがあるので、いってみることにしました。

 

清里町および周辺散策

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前夜は真っ暗だったので周辺の景色が見えませんでしたが、一晩明けると、目の前に斜里岳が見えました。山頂まで雲がなく、くっきりと見えました。

宿の周辺は何もありません。

 

清里イーハトーヴホステル
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宿泊したのは、清里イーハトーヴホステルのドミトリーです。4人部屋ですが、2名の宿泊でした。

きよさと温泉や食事処までの送迎をしてもらえるので、公共交通機関を使った旅行には助かります。

500円で朝食をつけられるのでお願いしました。野菜・目玉焼き・ソーセージ・ハッシュポテトなどとってもおいしかったです。

 

田園の散歩路 清里パノラマの丘コース(清里イーハトーヴホステル8:00発)

清里町のホームページでも散策路のイラストマップがありますが、来運神社は斜里町のためのっていません。来運神社ものっている宿でもらった散策マップを見ながらあるきました。

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舗装された道を進みます。真ん中はたぶん知床の海別岳(うなべつだけ)。右は斜里岳

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田園地帯をひたすら進みます。

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斜里岳が本当に美しい。右上の写真はペンションロッジ風景画さん。こちらの宿泊も検討しましたが、休館日でした。

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ロッジ風景画を左折しさらに進みます。田園地帯の先にはオホーツク海が見えました。

 

来運神社と来運の水(8:45着・9:10発)
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道案内もあったので迷わずに到着しました。到着時には、車が2台止っていて、おじさんが大量に湧き水を汲んで荷台に載せていました。

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湧き水スポットでとりあえず一口湧き水をいただき、まずは来運神社へお参り。

木の鳥居をくぐって山道を登っていきます。

3分程で神社へ到着です。

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神社の名前の由来は、アイヌ語でライクルナイ=死者の沢から来運という字を充てたそうです。

こじんまりしたところですが、パワースポットといわれるのはよくわかります。何かがいる感じ。何かにつつまれている感じがありました。

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お参りをした後は、お目当ての湧き水へ向かいます。

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木々に囲まれた湧き水スポットということで、空気がひんやりしっとりしていて、過ごしやすいです。

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沢が流れていますが、沢の水ではなく湧き水を汲みやすいようにした設備があります。

水量も多くペットボトルに一気に汲んで、その場でごくごく飲みました。

とにかく冷たくておいしい。という感想。暑い中歩いてきたので、冷たいという情報しか入ってきませんでした。

このあと、常温になっていくのですが、常温になって改めておいしさを堪能できました。斜里岳の伏流水ということですが、柔らなくなめらか。もっと持って帰りたかったです。

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水汲み場の上にため池みたいなのがあるのですが、おそらくここに湧いた水を、水汲み場まで引いているのだと思います。

澄んだ水が異常な透明感でとってもきれいでした。

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横を流れているのは、猿間川といいます。

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池があまりにも美しいので、3週くらい回ってしまいました。

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どの角度から見ても美しい。

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最後にもう一回水汲み場まで。

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ため池の底に管があったので、おそらくここから水を引いているのでしょう。

 

田園の散歩路 清里パノラマの丘コース
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元来た道をもとり、パノラマの丘コースを再び歩きます。

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何があるという分けではありませんが、美しい風景の中を歩いているだけで幸せな気持ちになります。

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オホーツク海を眺められるスポットもあります。

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海を見たり、

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斜里岳を見たり、

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暑いし疲れましたが、そんなときは来運の水でのどを癒やします。

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道は基本的に舗装されているので歩きやすく、たまにトラックが通るだけなので、自由度も高い。

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斜里岳も相変わらずいい感じ。

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斜里岳に少しずつ雲がかかりかけてきました。

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気がつくと11時。来運神社から2時間も歩いていました。予定の列車の時刻が11時25分。Googleでルート検索すると残り時間25分。

当初予定では、時間30分以上あまるので、コンビニに寄って食事を調達するつもりでしたが、その案はあきらめ、ペースを上げて歩きました。

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斜里岳には完全に雲がかかりはじめています。

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橋をわたって、市街地へ。

何とか、コープで手巻き寿司セットを購入し、駆け足で清里駅へ向かい、ぎりぎり間に合いました。

(JR釧網線清里11:25→緑12:16
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来運神社でいただいたお水をごくごく飲みつつ、手巻き寿司セットをもぐもぐしている内に緑に到着。

 

緑町散策

来運神社のお水も早々に底をついたので、駅前でペットボトルを購入しようとしたものの、自販機は見当たりません。日帰り温泉緑の湯の中にあったので、購入させてもらいました。

ちなみに、ここから有名な神の子池までは10.6km2時間15分です。

田園の散歩路 緑 清流の谷コース(11:45~13:30)
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清里町ホームページによると、清流の谷コースは12.2㎞、所要時間2時間30分です。

次の列車の時刻は16時38分なので、4時間以上あります。

戻ったら緑の湯につかる予定で出発です。

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コースの通りに進むと、行きはほぼ舗装された道を歩きます。清流の谷といっていますが、山に囲まれた田園を歩き続けます。

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途中で、家畜の鳴き声のような奇妙な音が聞こえたような気がし、気のせいかと思い流していたのですが、警報音のようなものもなり始めました。

どうやら、人が通ると反応する警報器みたいなのがあちらこちらの設置されていたようです。

虎のビニール人形も登場しました。

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途中で斜里側を渡って、さらに山の中の田園地帯を歩きます。

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途中、何台か乗用車に追い抜かれたので、おそらくみなさんさくらの滝目当てなのでしょう。

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なかなかつかないので若干不安になりましたが、道案内があったので少し安心。

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大根やらじゃが芋やら、ぎっしりと野菜が育っていました。

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駅から1時間45分かかりました。駐車場にはトイレもあります。

駐車場の奥から階段を下りるとすぐさくらの滝です。

 

サクラマスの滝のぼり

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サクラマスの遡上のシーズンは7月~8月。9月に入っていたので、見られないことも想定していました。

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滝を眺めはじめて数十秒後には、サクラマスが飛び跳ねているのが見えました。

その後も、15秒に1匹程度は、ジャンプが見えました。

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写真に撮るのはなかなかむずかしいです。

ジャンプしたときにシャッターを押しても、間に合わない。

とらえようとしてズームを小さくすると、小さくしか写らないし、欲張ってズームしすぎるととらえられません。

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何とか、数枚写真に収めることができました。

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清里町ホームページによると、ここで生まれたヤマメがサクラマスとなって、毎年約3,000匹ほど戻ってくるそうです。

さくらの滝は約3mあるので、上に登れるのは5%程度とのこと。6月~8月がシーズンなので、この日に頑張っていたのは、どちらかというとどんくさい子たちだったのかもしれませんね。

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こちらは、滝の手前の斜里側の流れ。

滝を登れなかったサクラマスたちはどうしているのでしょうか?

常に3,4人がいる感じでしたが、私が帰るときに5,6人の若者グループがきて、かなり盛り上がっていました。

シーズン中の土日なんかは混み合いそうですね。

 

緑 清流の谷コース(13:45~15:15)
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引き続き、清流の谷コースを進みます。足元は砂利道になり、これはかなり足にきました。

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きたときに通った道より木々に覆われていたので、熊よけの鈴をならしつつ、手をたたいたり、大きな声を出したりして、熊対策。

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ひたすら砂利道を歩き、砂利側にかかる橋に到着。

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あたりの木々も針葉樹に変わっていきます。そして、大きな通りへ合流します。

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大きな通りですが、車の通りは非常に少ない。

緑市街との標識はありますが、引き続き田園風景が続きます。

学校や郵便局などがあります。あと、自販機も1台ありました。

さくらの滝からは1時間30分、出発からは合計で3時間15分です。

 

私はわりと歩くペースが速いので、清里町ホームページの2時間30分を目安にしていたのですが、だいぶオーバーです。

そういえば、清里田園地帯でも、想定より時間がかかり、最後は駆け足でした。(本当に走りました)

 

2時間30分で歩くには、時速4.9kmのペースが必要で、私は時速3.8kmのペースでした。

各地のウォーキングコースのペースを調べたところ、時速4kmくらいが平均。ゆったりだと時速3kmのものもありました。

これからは、所要時間を見るだけでなく、自分で時速をあてはめて計算するようにしたいと思います。

 

緑の湯

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緑の湯は右の建物です。駅から1分程度のところにあります。真ん中奥に見えるのはスキー場です。駅のすぐ裏がスキー場なんですね。

内湯と露天風呂につかり、ゆったりゆったり疲れを癒やしました。

常連さんと思われる地元のご婦人に話しかけられ、なかなか解放してもらえず、強引にお風呂から上がる羽目に。私が脱衣所から出ても、まだ更衣室から話し続けていました。

 

(JR釧網線)緑16:38発→摩周17:18着

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宿泊予定の宿は屈斜路湖なのですが、摩周駅まで送迎していただけるので摩周まで乗車です。

屈斜路源ユースホステル

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摩周駅で降りたのは私一人。迎えの宿の方もすぐにわかり、宿まで車で移動。

チェックインを済ませ、4人用ドミトリールームへ。

ベッド2台とロフトにマットレス2台。洗面もついています。

どうやら私一人らしかったのですが、ロフトの方を使わせてもらうことにしました。

この季節は、まだロフトは暑いかもしれません。冬はロフトがよさそうです。

 

温泉

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ここの宿にしたのは、掛け流しの温泉があったから。

源泉名はヌプリオンド温泉というカルシウム・ナトリウム-硫酸塩泉です。近くの別荘地の源泉から引いているそうです。

歩いて30分くらいのところにあるコタン温泉はナトリウム – 炭酸水素塩泉、和琴温泉は単純温泉川湯温泉は硫黄泉と、それぞれ異なる泉質です。

別荘地用にくみ上げている源泉なので、日帰りとかはできないと思います。

肌に馴染がよく、気持ちよかったです。

 

夕食
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和洋折衷の食事です。どれもおいしかったです。

デザートにミルクプリンもついてきます。

この日は私以外に3名宿泊者がいて、2名がライダー、1名が鉄道フリーパスでした。

食後にスライド上映があり、翌日の雲海ツアーに参加することにしました。

 

能取岬・サンゴ草群生地・モヨロ貝塚、そして清里町(HOKKAIDO LOVE6日間周遊パス_2日目)

今回の旅行の行き先のひとつに網走を入れたのは、能取湖(のとろこ)のサンゴ草を見たかったから。サンゴ草のシーズンは9月中旬から下旬なので早いかなとは思ったのですが、SNSなどで赤くなった写真もあったので、行ってきました。

 

網走湖

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まだ日出も早いので、6時ぐらいから網走湖畔を散策しました。

とはいっても、呼人半島までは距離があるので、網走湖荘の周辺が中心です。

早朝の散策

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 この日も晴れていて、風も静かな朝からスタート。

 網走湖といっても、呼人半島の東のくぼんだ部分の景色です。

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 それでも、十分に網走湖のスケールを感じられます。

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もとよしの隣には鉄ちゃんと鉄子の宿どいう鉄道をテーマとした宿があります。これは、裏側からの景色。


朝食

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フルスペックの朝食です。ご飯・味噌汁・納豆・のり・漬物・卵焼き・焼き魚・煮物・梅干し、など。

 

網走湖荘8:32発→網走バスターミナル8:50着(290円)

 バス停は、もとよしから2分程度、網走湖荘前にあります。

女満別空港から、網走市内へ向かう便で、飛行機の到着に合わせた時刻表となっています。よって、飛行機が遅れると、バスも遅れる。

この日は、10分程遅れての到着でした。

 終点の網走バスターミナルで下車しました。

 

能取岬・能取湖サイクリング

 網走観光協会のサイトの「オホーツク海を一望!!岬周遊コース」をベースに、サンゴ草の群生地をプラスしたコースを行くことにしました。

オホーツク海を一望!!岬周遊コース」は37km、移動時間2時間30分となっています。

サンゴ草をプラスして、4時間程度の想定でいました。

 

道の駅流氷街道網走(9:15発)

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 道の駅からは、帽子岩がみえます。

道の駅の中にある観光案内所でレンタサイクルの申し込みをします。

電動自転車は、3時間以内 1,000円、1日 2,000円 ですが、申込時には預かり金1,000円のみ支払いました。

申込時の書類で知ったのですが、プラス500円を支払えば翌日9:30までに返却できるようです。また、事前に申し込みプラス料金を支払うことで、網走駅乗り捨ても可能なようです。

ネットだけでなく事前に電話で問い合わせて、情報収集することも、もっと積極的にした方がよいかなあと思いました。

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 自転車をこぎ始めしばらくすると海岸線にでます。遠くには知床連山も見えました。

二ツ岩(9:35着・9:50発)

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遠くから見た二ツ岩。

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道路標識に従い右折し、二ツ岩へ近づきます。

浜から岩場へ移動したところ、どうやら岩場を歩けば先の岩まで歩けそうです。

砂浜部分に足跡もあったので、いってみました。 

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 足場は岩が中心で、気をつけないと滑ったりしそうです。とにかく慎重にすすみました。

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 身長に歩いて、5分くらいで二ツ岩の真ん中に到着。

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 右がわが網走市街、奥に連なるのが知床半島および知床連山。すばらしい風景です。

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 海辺にあるホテルのような建物は、サービス付高齢者住宅です。もとは旅館かなんかだったのではないでしょうか。

能取岬(10:25着・11:00発)
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 二ツ岩を出発と、急な上り坂を登り、そこから能取岬までは海は見えず、森の中をひたすら走ります。アップダウンはさほどありませんが、おそらく、電動アシストつきなので負担が軽かったのだと思います。普通の自転車だとかなりきつかったことでしょう。

標識に従い右折し、少し進むと青い海が見えてきました。

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 オホーツクの青い海に向けて、牧草地に囲まれた長い下り坂があります。

思わず「ヒャッホー!」と声に出してしまうほどの気持ちよさ。テンションMAXです。

虎杖の花の甘い香りも漂っていました。自転車ならではの体験です。

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駐車場の隅に自転車を止めて、灯台の方へ歩きます。

ここが意外と広くて、散策しがいがありました。 

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 灯台の先に行くと、海を見おろせるスポットもあります。

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 海は、積丹の海のような青さでした。

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 やっぱり天気がよいと、どこに行ってもすばらしい。

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 さらに先に何かあるのでいってみると、オブジェがありました。オホーツクの塔というそうです。

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 駐車場の方へ戻ります。海の先に見えるのは、おそらく常呂だとおもいます。

美岬トンネル(11:15通過) 
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 能取岬を出発し10分くらい進むとトンネルがあります。

トンネルを抜けると、目の前に海が広がります。

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 さらに少し進む都能取湖が見えてきました。景色の中に若干赤い何かがあるのですが、これがサンゴ草か否かはわかりません。

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 能取湖を見ながら進んだり、林の中を進んだり、このあたりは気持ちよかったです。

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 所々湖まで下りられる道があったので下りてみました。

湖の青さは、このあたりが一番きれいでした。青くて、キラキラしていて、穴場だと思います。

美岬のヤチダモ(11:50着・12:05発)
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林野庁の「森の巨人たち百選」に選ばれた木だそうです。観光協会のイラスト地図には載っていないのですが、Googleマップにのっていたので立ち寄りました。 

自転車をはしっていると、看板を発見。自転車を止めて砂利道を歩きます。

5分くらいで山道に入る入口があります。

入口に地図はあるのですが、距離や時間は書かれておらず、どのくらいかわかりませんでした。おそるおそる山道を登りはじめました。

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 歩いて2,3分程度で到着です。

巨木というようなサイズではありませんが、周囲の木を比べると明らかに存在感があります。樹齢は推定300年、幹周460cmとのこと。

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 ここから先はしばらく能取湖沿いをはしり、レイクサイドパークのとろを過ぎたあたりから陸地の方に入ります。どんどん能取湖からはなれ不安になります。

博物館網走監獄で展示されていた、二見ヶ岡刑務支所があった二見ヶ岡を過ぎ、国道239号線に入り、緩やかな上り坂を進みます。

ほぼ1時間走り続け、卯原内サンボ草群生地に到着です。疲れました。

 

卯原内サンゴ草群生地(13:05着・13:20発)

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木道があるところに、そこそこ広い駐車場があり、トイレもあります。売店などはありませんでした。

見頃の写真のあざやかな赤さと比べると少し地味ではありますが、青い空と能取湖とのコントラストが美しかったです。

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 とりあえず、木道を歩き先端まで行きました。

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 私のほかには、3組くらいしかいなかったので、サンゴ草と能取湖の景色を静かに堪能できました。

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 能取岬からは2時間かかりましたが、ここまできてよかったです。

オホーツク自転車道

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観光協会のイラスト地図には載っていなかったのですが、サンゴ草群生地と国道の間にオホーツクサイクリングロードがあったので、帰りはこちらをはしりました。

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木々に囲まれているところも多く、国道より快適に走れました。

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途中には、網走湖の見えるスポットもありました。

 

大曲湖畔園地(14:05通過)

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大曲園地は、ひまわり畑の2期作が行われていて、例年7月と9月下旬の2回の見頃があります。また、コスモスも9月中旬が見頃なのですが、この日は見頃と見頃の谷間。

若干のコスモスのみでした。残念。 

 

モヨロ貝塚(14:44着・15:25発)

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網走の市街に入り、コンビニで飲み物を買ったり、トイレに寄ったりしてしばし休憩し、最後にモヨロ貝塚に立ち寄りました。

網走博物館の別館という位置づけだったので、掘っ立て小屋かなんかがあるのかと思っていたのですが、これが想像以上に立派な施設で、展示も充実していました。

屋内展示
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モヨロ貝塚は、1913年青森県のアマチュア考古学研究者米村喜男衛さんが発見し、アイヌ文化とも擦文文化とも異なるものということはわかっていたものの、その時点ではオホーツク文化という概念がなかったため、米村さんは網走に移住して調査を続けたそうです。

貝塚という名にふさわしい、地層に貝などが埋まった状態の展示や、祭壇跡と思われる熊の頭蓋骨の展示など、リアリティーを感じる展示があります。

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土製の熊像は2005年、2006年の発掘調査で見つかったそうです。シンプルですが、神々しさを感じます。 

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 こちらは住宅の復元。右上のが、熊の頭蓋骨を重ねた祭壇のようです。

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モヨロ人のモンタージュ

頬が張り出し、アゴが大きく、まぶたが厚くて、鼻は低いという平坦でガッチリした顔。平均身長は160cm前後で当時としては大柄。

似ている人いますよね。

 

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 モヨロ人は、サハリンかアムール川流域あたりから南下してきた海洋狩猟民でないだろうかと考えられているので、狩猟に関する展示も充実。

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展示は、地下→1F→2Fとすすみ、再び1Fへ。 

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埋葬に関する展示もあります。

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頭に瓶をかぶせて埋葬していたようです。被瓶墓(かぶりかめぼ)といいます。

 

屋外展示
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一旦外に出て、縦穴住居跡を見ます。このあたりは、オホーツク文化の住居跡です。 

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 ここはオホーツク文化の墓域。被瓶墓だと思います。

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 しばらく進むと、森に入りますが、このあたりには続縄文文化の住居跡があります。

とはいっても、素人には窪地にしか見えません。

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道の駅の方面からのモヨロ貝塚の眺めです。港に近い小高い丘の上に位置しています。

 

オホーツク文化は5世紀から9世紀に栄え、その後消えていったそうです。樺太では13世紀ごろまで続いたので、アイヌの進出で消えたとか、擦文文化と混じりアイヌ文化になったとか、説がいくつかあるようです。

 

網走から清里町へ

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観光案内所にレンタサイクルを返却したのが15時30分。

次の目的地の清里町へ向かう列車まで少し時間があったので、流氷ソフトでしばし休憩。

 

桂台駅
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 道の駅から網走駅までは20分以上かかりますが、隣の桂台までは10分程度。よって桂台からのることにしました。

上の画像だと誰もいないように見えますが、列車の出発時間には高校生が100人以上列をなしていました。列車も2両編成で到着。すわれるか心配でしたが、意外と余裕でした。

 

(JR訓網本線)桂台16:22発→清里町17:44着
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車窓からオホーツク海を眺めながら知床方面へ。写真は撮れなかったのですが、海岸沿いや少し高台にテントを張っている方を多く見かけました。

途中知床斜里で30分近く停車し、1両を切り離して1両編成に。高校生の8割くらいは下りていましたが、この先まで変える子もいました。遠くから通っているんですね。


きよさと温泉 緑清荘

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宿へ向かう前に、きよさと温泉に立ち寄り。宿泊もやっていますが今回は日帰り入浴にしました。

温泉のほかに、ジャグジー・寝湯・水風呂があります。

温泉→水風呂を繰返し、昼間のサイクリングの疲れを癒やしました。 

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レストランもあるので、そちらでエスカロップをオーダー。根室のご当地料理ですが、バターライス、ポークカツ、デミグラスソースのすべてがおいしかったです。スープおサラダ付。

 

清里イーハトーヴホステル

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 網走を出発する時点で、宿泊予定の清里イーハトーヴホステルに送迎をお願いするために到着時間や温泉に立ち寄ることを伝えていました。温泉まで距離があるので、一旦チェックインしてから温泉まで送ってもいいといわれていましたが、さっぱりしてから宿に行きたかったので、温泉・食事後に電話して迎えにきてもらうことになっていました。

この日は満月。19時45分ごろなのであたりは真っ暗で何も見えなかったのですが、月明かりはまぶしかったです。

 

網走天都山で博物館巡り(HOKKAIDO LOVE6日間周遊パス_1日目)

HOKKAIDO LOVE6日間周遊パスを使った2度目の旅に出発です。

今回は、今までの旅で乗継ぎで数時間滞在したり、時間の関係でスルーしていた場所を中心に、天気予報を見ながら行き先を決めました。

 

札幌から網走

HOKKAIDO LOVE6日間周遊パスは、自動券売機で購入から座席指定までできるのですが、購入日翌日からしか使えません。そのため前日に購入し、座席指定まで済ませておきました。

 

(JR)札幌6:56分発(JR特急オホーツク1号)→網走12:17着

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ぎりぎりに札幌駅に到着し、ホームへ上がると、オホーツク1号は、4両編成でした。

1両がグリーン、指定席が1.5両、自由席が1.5両です。

早朝の旭川にも停車する特急のためか、自由席は9割程度埋まっている感じでした。座席指定しておいてよかったです。指定席の方もかなり埋まっていました。

 

遠軽駅で進行方向が変わるのですが、車内アナウンスで「前後の方で声を掛け合って座席の向きを変えてください」と流れ、いい感じの雰囲気で座席の向きを変えるなどしました。

5時間30分近い乗車時間ですが、車窓の景色を眺めながら、特に退屈もせず過ごせました。

 

天都山観光施設巡り

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網走駅で下車し、まずは観光施設が集中している天都山へ。事前に調べたところ、観光施設めぐりバスがありました。1日周遊券が800円であることもわかったのですが、宿泊予定の宿の近くまで行くバスでも使えるかどうかネットではわからなかったので確認してから買う予定でした。

改札を出て右側の観光案内所で確認したところ、使えないとのこと。もとが取れないため購入は見送り。

ざっと見たところ、駅前にバス停がないので、観光案内所で聞くと、写真付の案内が用意されていて、教えてもらいました。すきやの前です。

既に10人くらいが並んでいました。

 

(バス)網走駅12:39発→北方民族博物館12:53着【390円】

網走バスは電子マネーには対応していませんが、PayPay支払いが可能でした。車内にQRコードと運賃表が貼ってあるので、事前に準備して下りるときに運転手さんに金額をチェックしてもらって支払います。

使っている人は私以外にいませんでしたが、とても便利でした。

 

北方民族博物館

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天都山は本当に山なので、かなり急な坂道を登ったところに、各観光施設があります。

ほとんどの方が博物館網走監獄で下車し、数名がオホーツク流氷館で下車し、北方民族博物館まで向かったのは私一人でした。

受付で入館料550円を払って入館。

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北方民族博物館は、名前の通りさまざまな北方民族に関する展示がされています。つまり、アイヌを中心とした展示ではなく、ニヴフ・イヌイト・ヤクート・サミなど世界中の北方民族の博物館です。

そのため、各エリアにある地図は北極が中心です。

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左から、トナカイ飼育文化・丸木舟・シャマンの太鼓(サミ族)です。

実際に使われていたものを採集したものもあれば、展示用に再現してつくったものもあります。

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小物入れ・釣り針・釣り針入れ。

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イヌイトの竪穴住居。

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腸製パーカー・エスキモーパーカー(セイウチの腸皮)・ウリチ族の女性用衣服とスカート(魚皮)。

魚類の腸は水を通さないので、防水効果抜群だそうです。普通におしゃれですよね。

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まさか、モカシンまであるとは。

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毛皮のコートおしゃれですよね。

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最新ファッションとしていける気がします。

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モヨロ貝塚出土土器です。アイヌ文化・擦文文化とも異なるオホーツク文化の発見のきっかけとなったのがモヨロ貝塚だったとのこと。

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とびにたい文化の石器・オホーツク文化の歯牙製品と海獣像・オホーツク文化海獣

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オホーツク文化の女性像・オホーツク文化の女性像・オホーツク文化の熊像

展示品は複製品も多かったのですが、女性や熊の象がかわいかったです。

モヨロ貝塚は行くかどうか迷っていたのですが、俄然興味が湧いてきたので、翌日行くことにしました。

 

(バス)北方民族博物館13:47発→博物館網走監獄13:53着【220円】

 

事前に地図で見ていたときは、歩いてもいいかなあと主ていましたが、天都山の各施設はそこそこ距離が離れているので、バスを利用することにしました。

途中のオホーツク流氷館は見送り、網走監獄で下車しました。

 

博物館網走監獄

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バスがバス停に入ろうとしたところ、観光バスが10台くらい先に駐車場に入っていくため、しばらく待ちました。車内には制服姿の高校生が。。。

イヤな予感がしたので、バスを下車後急いでチケット売り場まで行ったのですが、5人くらいの列が。。。

気がつくと、高校生の集団が到着し、列を連ねて中に入り始めます。

クラスとクラスの合間に中に入り、見学スタートです。

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博物館網走監獄は、網走刑務所などの施設を移設して展示したものです。

想像していた以上の敷地が広く、展示が充実していました。パンフレットのコース通りに回ってみました。

施設の中には、人形が配置してあり、最初は半笑いで見ていましたが、慣れてくるとこれが楽しみになってきます。

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裁判所の復元施設です。

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木々の中のいい感じなウッディーな建物ですが、休泊所という、網走から離れたところで道路開拓をするときに就寝した建物の復元です。

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建物の中は、寝ている囚人のひとり一人の顔まで精巧につくられています。

みんなで1本の木をまくらにしているのですが、起床時にまとめて起こせるためこのようにしたそうです。

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メインの監獄歴史館は、網走刑務所の独房などが再現されています。

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中央では、中央道路の開削の様子が3面スクリーンで上映されているのですが、これがかなりの力作。

中央道路というのは 旭川 - 北見 - 網走を結ぶために開削された道路です。ロシアの南下策に対抗するために、北海道に早急に道路をつくる必要性があり、人手不足を解消するために囚人が使われたとのこと。

1200人の囚人が163kmを8ヶ月で完成させたとのこと。あまりにも過酷で200人もの囚人がなくなったそうです。

映像では、その過酷さを伝えるものでした。

最初はドSだった看守もそのあまりに過酷な状況に「いっしょに網走に帰ろう」などと言い始めるほど。網走から離れた所での工事は、ろくに休むこともできず食事も粗末なものだったようです。

「凶悪犯だから何をさせてもよいだろう」という考えだったようですが、当時は自由民権運動に関わった政治犯などが思想犯として逮捕された も多かったようなので、人権の面で考えると、日本の黒歴史でもあるのだなあと思いました。

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二見ヶ岡刑務支所の復元です。こちらは、自給自足を目指した農場がつくられ、作物の管理から収穫まで行なったそうです。

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独房が並ぶ建物の廊下は、木造のとてもよい感じ。天井も高くて現代の独房よりいいのでは?しらないけど。

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炊事場、食堂、お風呂なども再現されています。

このあたりになると、人形がないともの足りなくなってきました。

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旧網走監獄の舎房と中央見張所です。放射状の建物で、中央に中央見張所、そして5つの舎房がのびています。

暖房の設備も展示がありました。廊下にストーブが置かれ、管が廊下をはしっています。

1982年まで網走刑務所の獄房として使われていたそうです。

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浴場です。浴槽が2つ並んでいるのは、1つめでお湯につかって、一度上がって体を洗ったりひげを剃ったりし、次に2つめの浴槽につかるシステム。

大量の囚人を短時間で入浴させるための工夫なのです。

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教誨堂。外観は木造和風なのですが、中は白い洋風です。

とっても広い敷地に、さまざまな展示が充実していて、大満足でした。

修学旅行の高校生があちこちにいたので、なんか活気もあって楽しめたのかもしれません。

最後におみやげ屋に入りましたが、高校生で大繁盛。監獄グッヅが若者受けしていたようです。あまりに混雑していたのでおみやげ屋は見送りました。

 

天都山から網走湖

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宿泊予定の宿が網走湖の方面のため、途中の天都山入口で下車しました。

女満別空港行きのバスが15分後ぐらいで来る予定でしたが、天気もよいし、湖畔を歩けそうだったので、そのまま歩いて向かうことにしました。

 

(バス)博物館網走監獄15:28→天都山入口15:30【150円】

料金表などでは、博物館網走監獄の次は天都山入口なのですが、天都山入口の手前にもう一つ停留所があったので、そちらの方が早かったかもしれません。

 

 

呼人浦キャンプ場付近
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呼人と書いてヨビトと読みます。

無料のキャンプ場で、テントがいくつは張られていました。

網走湖はやわらかな空気につつまれていて、静かな湖です。

こんなところでキャンプとはうらやましいです。

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網走湖とJR石北本線の間をあるいていたので、普通列車が通過しました。

山の上に見えるのは、天都山にある網走観光ホテルです。眺めがよさそうです。

 

旅館もとよし
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宿泊予定のもとよしさんに到着です。踏切をわたった先にあります。

チェックインをし、通されたのは1Fの和室です。窓の前には建物がありあけられないためか、エアコンがついていました。古さと若干のタバコ臭は否めませんが、温泉・2食付で安いお値段なので許容範囲です。

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お風呂はこんな感じのこじんまりした温泉です。

単純泉で加温してあり、若干の塩素臭があったのでおそらく塩素殺菌していると思います。とはいえ、42℃くらいの気持ちよい熱さのお湯で、さっぱりできました。

夕食は食堂で。おいしくいただきました。

廊下から見た印象ですが、ほとんどの部屋が埋まっていたようです。

メインのトイレは和式ですが、奥の方に1つ様式があるのでそちらを使いました。

不満としては、洗面所は男女共用なので使いづらかったところです。

ビジネスホテル慣れした人だといろいろ不便に感じるかもしれませんが、私は安く旅することを重視しているので、十分満足しました。

時計台と四季花まる

「さぁ!まわろうSAPPORO~見どころ施設無料化月間~」を利用して、いつも素通りしていた時計台に入ってみました。通常200円の入場料が無料になりました。

 

時計台

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時計台は「旧札幌農学校演武場」が正式名称のようです。時計がメインだと思っていたので、地味な観光スポットの印象しかありませんでした。

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1Fには札幌農学校設立に関わる展示などがあり、2Fがホールになっています。

中に入ってみると意外と広くて、古い建物ながら丁寧に管理されていることが感じ取れます。

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ホールの奥の方に、時計のレプリカがあります。

1881(明治14年)に設置された機械が、今でも振り子で動いているとここと。

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毎正時になると、本物の方の時計の鐘がなります。本物の方の時計が鳴るところは見えませんでした。

 

町のすし家 四季花まる

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時計台の隣のビルに回転寿司が人気の花まるの回らないお店があったので、札幌市内のホテル・旅館に泊まったときにもらったスマイルクーポンを使って食事しました。

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ランチセットて、1,400円。

美味しくいただきました。

 

羊ヶ丘展望台と札幌ドーム展望台

「さぁ!まわろうSAPPORO~見どころ施設無料化月間~」を利用して、羊ヶ丘展望台と札幌ドーム展望台にいってきました。

 

羊ヶ丘展望台

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自転車でいったのですが、羊ヶ丘展望台の入口から、なだらかな丘になっていて、行きは上り坂がきつかったです。頂上は展望台という名にふさわしく、札幌市街や山々を見渡せました。

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羊が放牧されているんですね。芝生の傾斜は札幌ドームまで続いています。

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おなじみのクラーク博士。記念写真撮影の行列ができていました。

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後ろから見るとこんな感じ。

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レストランではジンギスカンなどもたべられるようですが、かわいいひつじを見せておいて、食べるとは。。。

ソフトクリーム、アイスクリームも数種類あり、まだ食べたことのない白い恋人ソフトクリームのミックスにしました。360円です。普通のソフトクリームです。

 

展望台といっても丘の上に景色のよい場所があるという感じです。札幌市内にはハイレベルの無料の公園が多いので、ここに530円?という感じは否めません。

 

札幌ドーム展望台

札幌ドームから自転車で斜面を下り、札幌ドームへ向かいます。まもなく駐車場へ到着したのですが、駐輪場が見つからず広い敷地を探し回りました。敷地内は自転車禁止なので歩いたのですが、駐車場からはいるのではなく、ドーム入口まで一般道で向かった方がよかったようです。

受付

 1Fに受付があり、名前など記入する用紙をもらうのですが、もらうまでに行列ができています。10分くらい待ちました。

受付用紙を書くと、エレベーターで3Fまで向かいます。ただ、3Fが混雑しているとのことで、5分くらいまってからエレベータに乗れました。

ここまで約15分。

展望台まで

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エレベータを下りるとサッカー仕様のドームを見おろせます。

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が、展望台までのぼるエスカレーターは100mくらい先。行列に並びます。

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おそらく、密をさけるため、展望台に入れる人数をしぼっていて、数人ずつ通してくれていました。

まあ、その前の行列がだいぶ密だったので、上だけしぼってもしょうがない気もしましたが。。。ここでは30分弱並びました。

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エスカレーターをのぼっていきます。行列を上から見渡せるのは、ちょっとした優越感に浸れます。

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近未来感もあります。

展望台

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展望台です。

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藻岩山方面。

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反対側方面。

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ドーム内を真上から見おろせます。

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ベンチもあって休めました。

帰りは、下りエレベータで元の3階まで下ります。

 

こちらは通常520円が無料でした。札幌市内を見渡せるより、ドームを高いところから見えるのが魅力な気がします。試合前の練習風景とか見えたら、さらに楽しめるのではないでしょうか。

 

札幌ドーム敷地

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展望台を下から見るとこんな感じ。

 

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ドームの敷地内は、コンクリ打ちっ放しで、とてもきれいな施設でした。

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入口もこんな感じ。

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入口からは、こんな歩道を歩いて行きます。近所の方が散歩していました。

敷地内には、屋外競技場もあり、相当広い所です。スポーツジムもあって、一般利用もできるんですね。

 

宮越屋珈琲High Grown Cafe

宮越屋珈琲は、札幌を中心に展開している喫茶店で、店舗毎に特色のある店舗作りがされています。

朝の段階では、「まわろうSAPPORO~見どころ施設無料化月間~」を利用し、藻岩山ロープウェイにのって、夜景を眺めにでも行こうかと思っていたのですが、かなり混雑しているとの情報。

ロープウェイに乗るために1時間も並びたくないので、行き先を変え、以前から気になっていた「宮越屋珈琲High Grown Cafe」に行くことにしました。

 

伏見の高台への道のり

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 坂道はけっこうきついです。高級住宅地ではありますが、宮ノ森ほどではないかなという印象。庶民的な高級住宅街です。

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 住宅街から札幌市街を眺めることもできます。

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 こちらです。近くまで来ないと喫茶店であることはわかりません。

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 入口はこんな感じのドア。入るととくに何も書かれておらず、とりあえずエレベータに乗ってみると、3Fまでいけるので、3Fを押してみました。

3Fで下りるcafe店内です。

 

高台からの景色とコーヒー

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18時前に到着しました。先客が1組。好きな席を選べるので、一番端っこにしました。
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18時30ごろになると日が沈みかけ、風景もピンクかかってきます。
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コーヒーを飲みながら、空の色が変わるのを味わいます。
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日没時間が過ぎると、ライトが照らされます。

読書をしていたのですが、ぎりぎり読書できるくらいの灯りです。
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だんだん日が暮れ、すっかり夜空になりました。
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1杯1,000以上のコーヒー、久しぶりにいただきました。

約1時間半滞在滞在しましたが、読書がはかどりました。

 

http://miyakoshiya-coffee.co.jp/jp/shopinfo/hgc

 

 帰り道

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帰り道、店を出たすぐしたから見上げたお店。

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夜景はこんな感じ。

暗くなるに従って、お客様も来店し、ほぼ満席でした。

駐車場には、軒並み高級車が並んでいました。