陸 海 空 未開の地

交通公共機関を利用した、国内一人旅の記録です。

支笏湖_丸駒温泉旅館

旅のきっかけ 

丸駒温泉旅館は、支笏湖の温泉やボート乗り場から離れた、一軒宿の温泉宿です。

「足元湧出湯の天然露天風呂」が気になるものの、日帰りだと送迎がないため迷っていました。

ところが、冬限定で札幌駅から1日1往復の送迎バスがあることが分かったので、1泊でゆっくりくつろごうと、丸駒温泉行きを決めました。

札幌⇔丸駒温泉

11月~3月の限り、支笏湖行きの送迎シャトルバス「名湯ライナー」が運行しています。

これは、支笏湖の温泉宿に宿泊すると、片道500円で利用できます。

予約が必要で、宿泊する宿へ前日までに予約を入れます。

乗り場は札幌駅北口の観光バスターミナル。

この日は満席でした。

札幌発13:30、丸駒温泉15:00着です。バスはこのあと支笏湖温泉街へ向いますが、半数の乗客が丸駒温泉で下車していました。

www.shikotsuko.com

丸駒温泉旅館

f:id:cynchroniciteen:20200124175251j:image

旅館の建物や部屋自体は、昔ながらの温泉旅館の雰囲気です。

予約時に、湖側と山側を選べますが、目的が温泉だったため山側にしました。山というより駐車場側だったのですが、広くて清潔なお部屋でした。

おどろいたことに、宿泊客の9割は中国人を中心とした外国の方。よい所は見つかっちゃってますね。

温泉

温泉は、大浴場、展望露天風呂、天然露天風呂があります。

天然露天風呂からは、支笏湖が眺められ、解放的な気分に浸れます。

天然露天風呂

 こちらがお目当ての天然露天風呂です。この日は水深が60cm程度でした。f:id:cynchroniciteen:20200124175427j:image

天然露天風呂は、大浴場の脱衣所から渡り廊下を歩いて2分くらいのところにあります。 

浴衣を着てもいいですし、タオルを巻いただけでも大丈夫です。

f:id:cynchroniciteen:20200124175433j:image
この天然露天風呂は、湖畔を掘ったもので、底は砂利になっています。お湯は砂利の底から沸いてくるのです。お湯はそのまま支笏へ流れる造りになっていて、温度調節はすべて自然に任せています。

そのため、温泉の水深や温度は季節や天気によって異なります。

この日はお湯の深さが60cm程度、温度はぎりぎり体温という感じ。入っている間は気持ちよいのですが、出るのは寒い。

f:id:cynchroniciteen:20200124175549j:image

水位が高い時には160cmにもなるそうです。

そのくらいの高さなので、温泉につかりながら湖を眺めることはできません。

温泉から出れば支笏湖を眺めることもできますが、寒いのでずっとつかっていました。

f:id:cynchroniciteen:20200124175417j:image

天然露天風呂は24時間入浴可能なので、月夜を眺めながら入力するのもよかったです。

まだ明るい時間にお湯につかっていると、体の表面が青く縁取られたように光っていました。これは何だったのでしょうか。
ぬるいものの、やわらかいお湯で、30分くらいあっというまに過ぎでしまいます。
今度は、もう少し水深のある時に来たいと思いました。