支笏湖_丸駒温泉旅館
旅のきっかけ
丸駒温泉旅館は、支笏湖の温泉やボート乗り場から離れた、一軒宿の温泉宿です。
「足元湧出湯の天然露天風呂」が気になるものの、日帰りだと送迎がないため迷っていました。
ところが、冬限定で札幌駅から1日1往復の送迎バスがあることが分かったので、1泊でゆっくりくつろごうと、丸駒温泉行きを決めました。
札幌⇔丸駒温泉
11月~3月の限り、支笏湖行きの送迎シャトルバス「名湯ライナー」が運行しています。
これは、支笏湖の温泉宿に宿泊すると、片道500円で利用できます。
予約が必要で、宿泊する宿へ前日までに予約を入れます。
乗り場は札幌駅北口の観光バスターミナル。
この日は満席でした。
札幌発13:30、丸駒温泉15:00着です。バスはこのあと支笏湖温泉街へ向いますが、半数の乗客が丸駒温泉で下車していました。
丸駒温泉旅館
旅館の建物や部屋自体は、昔ながらの温泉旅館の雰囲気です。
予約時に、湖側と山側を選べますが、目的が温泉だったため山側にしました。山というより駐車場側だったのですが、広くて清潔なお部屋でした。
おどろいたことに、宿泊客の9割は中国人を中心とした外国の方。よい所は見つかっちゃってますね。
温泉
温泉は、大浴場、展望露天風呂、天然露天風呂があります。
天然露天風呂からは、支笏湖が眺められ、解放的な気分に浸れます。
天然露天風呂
こちらがお目当ての天然露天風呂です。この日は水深が60cm程度でした。
天然露天風呂は、大浴場の脱衣所から渡り廊下を歩いて2分くらいのところにあります。
浴衣を着てもいいですし、タオルを巻いただけでも大丈夫です。
この天然露天風呂は、湖畔を掘ったもので、底は砂利になっています。お湯は砂利の底から沸いてくるのです。お湯はそのまま支笏へ流れる造りになっていて、温度調節はすべて自然に任せています。
そのため、温泉の水深や温度は季節や天気によって異なります。
この日はお湯の深さが60cm程度、温度はぎりぎり体温という感じ。入っている間は気持ちよいのですが、出るのは寒い。
水位が高い時には160cmにもなるそうです。
そのくらいの高さなので、温泉につかりながら湖を眺めることはできません。
温泉から出れば支笏湖を眺めることもできますが、寒いのでずっとつかっていました。
天然露天風呂は24時間入浴可能なので、月夜を眺めながら入力するのもよかったです。
まだ明るい時間にお湯につかっていると、体の表面が青く縁取られたように光っていました。これは何だったのでしょうか。
ぬるいものの、やわらかいお湯で、30分くらいあっというまに過ぎでしまいます。
今度は、もう少し水深のある時に来たいと思いました。