陸 海 空 未開の地

交通公共機関を利用した、国内一人旅の記録です。

洞爺湖遊覧船とサイクリング(HOKKAIDO LOVE6日間周遊パス_6日目)

HOKKAIDO LOVE6日間周遊パスの旅もいよいよ最終日です。

洞爺湖には一度ツアーで訪れたことはあったのですが、パワースポットとして人気の中島には行ったことがなかったので、いってみることにしました。

 

札幌から洞爺湖

 札幌駅から早朝6時の函館行きの特急があるので、早起きして乗車しました。

  

(JR特急北斗2号)札幌6:00発→東室蘭7:17着

 この特急は、洞爺には停車しないため、東室蘭長万部行きの列車に乗り換えです。

途中千歳駅付近では雨が降り、苫小牧あたりもくもっていましたが、室蘭あたりになると晴れ間も見えるようになってきました。

普通列車への乗り換えは、伊達紋別でもよかったのですが、海沿いの景色をのんびりみたかったので、東室蘭にしました。

(JR室蘭本線東室蘭7:22発→洞爺8:13着

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伊達紋別の手前の北舟岡です。ホームが海のすぐ横にあって、景色もよさそうです。

このあたりは、釣りをしている人の姿が多くみられました。

また、反対側の車窓からは、有珠山がみえてきました。

 

道南バス)洞爺駅前8:13発→洞爺湖バスターミナル8:38着【340円】

JRの到着時刻とバスの出発時刻が同じです。

8時13分に乗れないと、1時間以上の待ち時間が発生するため、道南バスが遅れることを祈りながら洞爺駅に到着。

バスターミナルには道南バスが止まっていて、JRの列車のドアが開くとほぼ同時に、道南バスのドアが閉まりました。

慌てて改札を出て、信号待ちをしているバスの運転手さんにジェスチャーで乗りたいことを伝えると、ドアを開けてもらえました。感謝です。 

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 洞爺湖バスターミナルで下車し、徒歩3分程度で洞爺湖に到着です。

 

遊覧船

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この日の1便目は9時発。キップ売り場で1,420円の乗船券を購入し、時間まで湖畔をしばし散策しました。

 

行きの船内

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 往路の船はエスポアールです。700名のれますが、30人にも満たなかったと思います。

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 羊蹄山もよく見えました。思った以上に近いんですね。

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左二つは弁天島、右は弁天島と観音島の中間です。

遊覧船では上陸できませんが、小型ボートの方たちが上陸していました。

 

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 船上からは、有珠山昭和新山がよく見えました。20分程で大島に到着です。

 

大島 

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船着き場からすぐのところには、ご神木の「ウングルセトナの桂の木」があります。

なかなかの存在感です。

やわらかい空気につつまれ、体がふわふわするような感覚がありました。とてもよい場所だと思います。

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 左の方に向かうと、鳥居があります。

鳥居から祠までには、干支の書かれた丸い入れ物の中に、木彫りの仏像祀られています。

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 お社は3つあり、大黒様・天神様・恵比寿様が並んでいます。

 

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そして、祠の横にも桂の大木があります。 

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 こちらは森林博物館。

大島は島の内部まで散策できるのですが、散策する場合はこちらに届け出を出すことになっています。

今回は、洞爺湖1周サイクリングをしたかったので、次の船でもどることにしました。

 

帰りの船内

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 復路の船は600人のりの羊蹄。

行きとは異なるルートで戻ります。

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反対側から見た、弁天島と観音島。

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赤いのは、 洞爺湖中三重塔です。

弁天島には有珠善光寺弁財天堂の三重塔があるそうです。

 

洞爺湖1周サイクリング

 

レンタサイクル

バスターミナルのすぐ前にレンタサイクルショップがあるので、そちらでママチャリを借りました。

地図もいただき、1周36kmで3時間はかかるとのこと。とりあえず、3時間レンタルで1,540円を支払い出発です。

反時計回りの方が坂道がきつくないときいたので、反時計回りです。

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洞爺湖は、ほとんどの場所で湖沿いに道路がはしっているので、湖畔サイクリング感が味わえます。

出発してまもなく、ボート乗り場やキャンプ場などが点在していて、リゾート地なんだなと言う印象をもちました。屈斜路湖網走湖とは人の数が違います。

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 昭和新山もかなり近くに見えました。

畑だったところに、こんな山ができるなんて凄いですよね。

 

日帰り温泉(来夢人の家)

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 今回のサイクリングの一番の目的は、日帰り温泉来夢人(きむんど)の家に入ることでした。

キャンプ場内にあるのですが、キャンプ場はお休み。中のレストランもお休み中でした。こちらで昼食を取ろうと思っていたので、ちと残念。

日曜日ということもあり、温泉は地元の家族連れなどでにぎわっていました。

お湯も最高によかったです。

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30分程温泉で休んで再び走り始めると、まもなく山の中に奇石がみえてきました。「えぼしいわ公園」という看板もあったので、名物岩なのでしょう。調べてみたら、片道30分程度の登山で岩のところまで行けるようです。

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財田(たからだ)付近。ひまわりもきれいでした。

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 水田の先向こうに見える山は、洞爺湖の中島です。

 

水の駅
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 夕陽が見える渚公園では、家族連れがシーカヤックを楽しんでいました。

そして、水の駅に到着。こちらで昼食をとろうとしたもの、混雑していたので、近くのカフェにしました。

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 ランチはパスタランチ。

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 洞爺湖畔の公営のキャンプ場のほとんどは閉鎖されていましたが、立ち入りできるところでくつろぐ人もいました。

リゾート感満載です。

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浮御堂公園は特ににぎわっていました。

浮御堂公園を過ぎると、木々が生い茂る湖畔の道になります。

さほどのきつい上り坂もなく、1周できました。

温泉につかって、ランチ休憩して4時間。延長料金330円を支払いました。

 

洞爺湖観光ホテルで日帰り入浴

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 汗だくになってしまったので、帰る前に再度温泉に。

洞爺観光ホテルの日帰り入浴750円を利用しました。

パノラマ大浴場と洞窟風呂の2カ所が離れた所にあるのですが、両方は無理なのでパノラマの方に。

広い脱衣所があり、そこから大きな大浴場と露天風呂に入れます。

大浴場は洞爺湖がよく見えるガラス張りの大浴場なのですが、塩素臭がかなりしました。露天風呂の方は、源泉掛け流しと思われます。

洞爺湖というと、有珠山昭和新山などの活火山があることから、温泉街のイメージがつよかったのですが、メインは美しい湖の景色と湖畔でのレジャーだとおもいました。

そこに、さらに景色のよい温泉もありますよ、というような位置づけ。

 

洞爺湖から札幌

 温泉でさっぱりし、バスターミナルへ。

道南バス洞爺湖バスターミナル15:25発→洞爺駅前15:43【340円】

 帰りのバスは私一人。

遅れると予定の特急にのれないので心配していましたが、すべて定刻通りでした。

 

(JR特急北斗13号)洞爺15:47発→札幌17:47着

 改札で座席指定をお願いしたところ、窓側に空きがないとのこと。

日曜日のこのくらいの時間は混雑するのですね。

帰りの特急は洞爺にも停車するため、乗り換えなしです。2時間ぐっすり睡眠を取って札幌に戻りました。