別府(鉄輪)温泉
この日のコースは、博多を出発し、宇佐八幡を参拝してから、別府で温泉につかり、その後宮崎へ移動するものです。
別府での目的地は鉄輪です。
調査不足で、電車で別府まで行き、鉄輪行きのバスを待ったのですが、1駅手前の別府大学で降りた方が早かったようです。
別府発の鉄輪行きバスは路線が多く、運が悪いと遠回りする路線になってしまうことも分かりました。
こういったことは、現地に来てみないと分からないですね。
鉄輪
鉄輪行きバスは満席。中国人を中心とした外国人でいっぱいです。みなさん地獄めぐりがメインのようですが、私は地獄めぐりはパスして、外湯めぐりです。100円程度で入れる共同浴場をまわりました。
ロッカーなどはないので、貴重品も含めロッカーに預け、最小限の荷物で温泉をまわりました。
http://www.kannawaryokan.com/map.pdf
上人湯
入湯料:100円
泉 質:塩化物泉
効 能:リュウマチ、神経痛など
入湯料は、道路をはさんで向かいの「まさ食堂」さんで支払います。お昼時で混雑しているなか、「温泉に・・・」と伝えると、200円と引き替えに「入浴札」をいただきました。この札は、入浴後にお返しします。
渋の湯
「渋の湯温泉組合」が運営する組合員の共同温泉で、一般の人は脱衣場にあるロッカー利用代100円が入浴料になります。
入湯料:100円※脱衣場の100円ロッカー代
泉 質:塩化物泉
効 能:神経痛・筋肉痛など
高温の温泉が竹枝を伝って落ちるあいだに冷却される竹製温泉冷却装置「湯雨竹」での温度調節で、源泉そのままの掛け流しとなっています。
足蒸し
有料の鉄輪むし湯もありますが、無料の足蒸しのみ利用しました。
この画像だけだと使い方が分かりづらいのですが、真ん中に見えるのは椅子の背もたれ。左端のように、足の上から木のふたをかぶせます。
少し上に持ち上げて、足を掘りごたつっぽく突っ込んで上からかぶせるのです。
ポッカポッカに蒸されました。
すじ湯
加水を一切しない為、今回入った中では一番あつかったです。
入湯料:100円
泉 質:塩化物泉
効 能:神経痛・筋肉痛など
浴場から入口を見るとこんなかんじ。けっこう解放的です。
熱の湯温泉
無料なためか、5人くらいの入浴客がいたため、お風呂の中は撮影していません。
天井が高く、熱々のお湯で、気持ちよかったです。
入湯料:無料
泉 質:ナトリウム塩化物泉
効 能:神経痛・筋肉痛など
地獄原温泉
このあたりまでくると、どこががどうだったかよく覚えていません。
入湯料:100円
泉 質:含ホウ酸食塩泉
効 能:慢性関節リウマチなど
みゆき食堂
地獄蒸し工房鉄輪で、地獄蒸しでもと思っていましたが、1時間待ちの様子。すぐにはいれた「みゆき食堂」さんで団子汁をいただきました。
自分は関東の出身ですが、こどものころ祖母がよく団子汁を作ってくれました。しかし、どうやら私が団子汁だと思ってたものは、世間的にはすいとんと呼ばれていた物でした。
こちらの団子汁はやまなしのほうとうのようなものでした。
こちらのお店の方に「おすすめだからぜひいってみるといいよ」とおしえていただいたのが、「みかゑり温泉」。すぐそこの八百屋でお芋などの野菜を買っていけば、地獄蒸しもできるとのこと。
調べ見ると、300円の入浴料で内湯と露天風呂、さらに蒸し湯をたのしめ、加えて、地獄蒸しもできる施設ということがわかりました。
歩く若干距離もあり、この後の予定もあったので今回はパスしました。
事前にネットで調べたときには引っかからなかったので、行けなかったことは残念です。
鉄輪に来て感じたのは、事前リサーチ不足でした。鉄輪がどんな所で、どんな楽しみ方があるのか十分かっていませんでした。1泊くらいしたかったです。
竹瓦温泉
バスで別府へ戻り、竹瓦温泉へ。
砂湯が有名ですが、普通の入浴のみ。
入浴料:110円
男湯:ナトリウム・カルシウム・マグネシウム−塩化物・炭酸水素塩泉(塩化物泉)
女湯:ナトリウム−炭酸水素塩泉(炭酸水素塩泉)
男湯と女湯で成分が違うのですね。
ちょっと、ここは人が多すぎてゆっくりできないですね。
別府~宮崎
[高速バス]別府北浜17:10発~カリーノ 宮崎前21:20着[2,570円~3,380円]
別府-宮崎間はパシフィックライナーが1日5往復あります。事前予約が必要です。
別府駅まで戻らず、竹瓦温泉から近い別府北浜バス停から乗車し、宿泊予定のホテルから近いカリーノ宮崎前下車。
旅先でバスを利用するときは、安易に駅前で乗車下車するのではなく、バス停の場所をチェックしておくと、役に立つことが多いです。