夏の北海道旅行は補助金を上手に利用したい
2020年は、国のGoToトラベルキャンペーンや、北海道の道民割など、上手に使えば格安で旅行が楽しめるチャンスです。
しかし、どうみん割は第1期が販売されると、即日完売の宿泊施設が多く、情報収集の大切さを思い知らされました。普段は、週間天気を見てから旅行の計画を立てるのですが、今回は早めに計画を立てようと思い、情報収集をはじめました。
「GoToトラベル」(観光庁)と「どうみん割」(北海道)の比較
キャンペーン | GoToトラベルキャンペーン | どうみん割(道民のみ利用可能) |
割引対象 | 宿泊 交通付宿泊 交通付日帰ツアー |
宿泊 交通付宿泊 交通付日帰ツアー アウトドア体験 |
支援金額 (割引内容) |
旅行代金の50%・上限は1泊1人あたり最大2万円分、日帰りは最大1万円分。 ※支援額の7割は旅行代金の割引、残りの3割は旅行先での飲食や観光施設、地域産のお土産を購入する場合に使える「地域共通クーポン」として付与。 |
最大半額・上限10,000円引き |
具体例 | 【宿泊6,000円】 ・2,100円引き ・900円クーポン支給(9月以降) →3,000円で宿泊し、900円分のクーポンをもらう。 |
【宿泊6,000円】 ・3,000円引き →3,000円で宿泊 【アウトドア体験5,000円】 ・2,000円引き |
販売期間 | 2020年7月22日販売開始 ※事前予約分も対象となり、事後還付のスキームが出来る予定。 |
(1次)2020年6月28日~ (2次)2020年7月10日~ (3次)2020年7月24日~ |
対象期間 | 2020年7月22日~(旅行代金のみ) ※クーポンは9月以降の予定 ※終了については明記なし |
2020年7月1日~2021年1月31日 |
スキーム | 事業者が参加申請を行ない、「GoToトラベル」対象商品を利用者へ販売 | 事業者が参加申請を行ない、「どうみん割り」対象商品を利用者へ販売 |
いつも宿泊する宿は10,000円未満の宿が多いので、6,000円程度で比較してみました。
割引率
GoToトラベルは50%、どうみん割りは6,000 円 ~ 9,999 円など段階的になっています。
これだけ見るとGoToキャンペーンのほうが割引率が高いですが、50%のうち宿泊割引は70%程度となっています。残り30%程度はクーポン支給で、9月からなので、8月までであればどうみん割のほうが得だと思っています。
申込みのしやすさ
どうみん割は、1次販売、2次販売ともに、人気の温泉宿などは即日完売でした。どうみん割りは予算が決まっているため、宿泊施設の宿ごとに枠(人数)が決まっています。よって、早めに申し込みしないと間に合いません。
GoToトラベルキャンペーンについては、まだ始まっていないのでわかりません。
プラン
どうみん割は宿泊施設ごとの枠が、予算額ではなく人数ですので、宿としても高い商品を販売したいという思惑があります。どうみん割プランとして販売されるのは、10,000円以上のプランが多いようです。実際、1次販売後に、「どうみん割プランで申し込んだら、割引前の金額が通常プランより割高だった」という声もネット上でみかけました。
GoToトラベルについても、同じようなことが起こりかねません。
昔は高級なラグジュアリー宿にもよく宿泊しましたが、ある程度のクオリティーを越えると、満足度はほとんど変わらなくなりました。いまは、必要最低限の設備と清潔さがあれば満足できるので、わざわざ高いプランを選択しないように気をつけたいものです。
結論
8月までの旅行であれば、どうみん割を優先しますが、宿泊予定の宿の道民割枠が残っていない場合は、GoToキャンペーンを使いたいと思います。
7月24日に3次販売があるので、そのあたりまでにプランを決めたいと思います。
さぁ!サッポロ夏割 & 泊まってスマイルクーポン
札幌市独自の宿泊割引もあり、こちらも気になっています。どうみん割は北海道民向けでしたが、こちらはどなたでもOK。札幌の宿泊施設となると、市内のシティーホテル・ビジネスホテルか定山渓の温泉宿になります。
予定にはありませんでしたが、札幌市民として、地元応援のために利用したいとおもっています。
こちらも、宿泊事業者が対象商品を決めて販売することが想定されるため、「6,000円の宿が1,000円になって、さらに3,000円クーポンをもらえる」という美味しいことにはならないとは思っていますが、情報収集を進めたいです。
さぁ!サッポロ夏割
実施期間:令和2年7月23日(祝)~8月31日(月)
内 容:6,000円以上の宿泊が5,000円割引
対 象:20万人泊
販売開始:7月16日12:00以降
さぁ!サッポロ泊まってスマイルクーポン
実施期間:令和2年7月23日(祝)~9月30日(水)
内 容:施設内の飲食や施設提携先店舗等で利用できる3,000円クーポン券を配付
対 象:40万人泊
HOKKAIDO LOVE!6日間周遊パス
JR北海道のフリーパスも、補助金半額補助され12,000円になるものが販売されます。通常の北海道フリーパスと比較してみました。
HOKKAIDO LOVE!6日間周遊パス | 北海道フリーパス | |
発売額 | 12,000円 ※定価24,000円の50%が北海道の補助金 |
27,430円 |
有効期間 | 6日間乗り降り自由 | 7日間乗り降り自由 |
特急利用 | 可能 | 可能 |
指定席 | 普通車指定席4回まで | 普通車指定席6回まで |
ご利用期間 | 2020年7月23日~2021年1月31日 ※補助金の上限に達した場合は発売途中終了 |
利用制限期間以外の通年 |
利用制限期間 | 8月10日~8月19日、12月28日~1月6日 | 4月27日~5月6日、8月10日~8月19日、12月28日~1月6日 |
販売期間 | 2020年7月17日~2021年1月25日(1カ月前から前日まで) | 通年(1カ月前から前日まで) |
札幌から根室まで列車でいくと、特急料金含め片道11,440円です。これだけでほぼ元はとれてしまいます。
この夏は、JR北海道を利用して、まだ行ったことのない北海道を旅したいですね。
札幌市内観光施設無料
札幌市は、「時計台・テレビ塔・藻岩山など札幌市内観光施設の入場料を8月1日から31日まで無料とします。」と発表しています。
藻岩山無料というと、ロープウェイが無料?など、詳細はまだわかりません。
羊ヶ丘展望台が入場料530円でまだ行ったことがなかったので、対象になるのであればこの機会に行きたいです。
そういえば、時計台も中には入っていなかったなあ。