舞鶴~天橋立~木津温泉(2020年10月西日本縦断旅行2日目)
この日は、天橋立観光をして、丹後鉄道で木津温泉へ向かいいました。
舞鶴→天橋立
一晩明けても小雨が降っていました。
舞鶴は港はあるのに、山や入り江に囲まれているので、方向感覚がつかみづらいです。
山々は霧に包まれていました。
朝食
スーパーホテルの朝食は、コロナの関係でお弁当。ハンバーグ弁当・鯖弁当・カレー・牛丼のいずれかを選び、あとは味噌汁とパンもいただけます。
想像以上のボリュームでした。
スーパーホテル→東舞鶴駅【徒歩10分弱】
雨が降っていましたが、ホテルはアーケード街にあり、駅までもほとんど屋根のある通りを通っていけるので助かりました。
(JR)7:59東舞鶴発→8:05西舞鶴着【210円】
東舞鶴始発ですが、通学の高校生で満杯状態。西舞鶴は1つ目の駅だったので、降りられるかどうか心配していましたが、高校生たちの9割以上が西舞鶴で下車。
さながら、ラッシュアワーの駅のような状態の中、改札を出ます。
乗る予定の列車まで30分程度あったので、改札前の観光案内所付近の展示を見ていました。
舞鶴観光協会では、細川幽斎が籠城した田辺城を推しているようです。
細川幽斎は、古今伝授を受けた人ということで気になっていて、最近大河ドラマで細川藤孝としての人物像に触れ、ますます気になっていたところでした。
今回は時間の都合で立ち寄れませんが、細川幽斎について、もう少し学んでみたいと思いました。
(丹後鉄道)8:39西舞鶴発→9:20天橋立着【650円】
丹後鉄道のホームへ移動し、列車を待ち、予定の列車へ搭乗。
出発時は3人だけでしたが、途中から天橋立ビューランドへ行くファミリーが乗ってきたりして、だんだんにぎわいました。
天橋立観光
天橋立駅到着し、観光案内所で地図をもらい、天橋立観光へ出発です。
事前にネットで調べ、行きはレンタサイクル、股のぞきのできる傘松公園まで往復できるケーブルリフトと、帰りの観光船のセット1,600円を予定していたのですが、小雨がぱらつくためレンタサイクルは中止でした。
天橋立はレンタサイクルが充実していて、ほとんどのお土産屋さんがレンタサイクル400円でやっているので、借りられるところもあったのですが、セット券がお得かなあと思っていました。
そこで、行きの観光船と傘松公園ケーブル往復セットの1,200円のチケットにし、帰りに晴れていたら400円のレンタサイクルを追加することにしました。
知恩院文殊堂
10時の便まで時間があったので、しばし散策。
日本三文殊のひとつとのこと。
天橋立には、知恵の輪灯籠や文殊系のスウィーツがありましたが、こちらにルーツがあるようです。
廻旋橋
一見普通の橋ですが、船が通るときは旋回するとのこと。
この後私が乗船した観光船は、この旋回する橋の横を通ってやってきました。
が、天橋立まで向かう観光船は阿蘇海という内側しか通らないので、私がこの旋回橋を通り過ぎることはありませんでした。
観光船
こちらの観光船に乗船。1Fの客室と、屋上があります。
屋上に上ると、出航後まもなく、カモメが追っかけてきます。
思いがけず、カモメを間近で見られました。
観光船からの天橋立は、陸地にしか見えませんでした。
天橋立と反対側の岸には、舟屋が見えます。
観光地ではありますが、昔ながらの漁村でもあるのですね。
元伊勢 籠(この)神社
観光船を下船して、徒歩2分程度歩くと、丹後の一宮である元伊勢籠神社の鳥居が見えます。
狛犬は国重要文化財指定・鎌倉時代の作といわれています。小顔で胸板が厚く上半身がとても逞しく、威風堂々としたポーズが特徴的。籠神社型といわれ数々のコピーが造られている日本を代表する狛犬の一つだそうです。
この先の境内は撮影禁止のため、拝殿や本殿の画像はありません。本殿は 伊勢神宮と同様の神明造りでした。
真名井神社
籠神社から5分程度あるくと、奥宮である真名井神社の鳥居があります。
さらに、5分強坂道を登っていきます。
真名井神社到着です。
気軽にお参りできる雰囲気ではなく、静かに空気を感じながらお参りさせていただくような雰囲気です。
入り口には、天の眞名井の水があります。この水は天村雲命が神々が使われる「天の眞名井の水」を黄金の鉢に入れ、天上より持ち降った御神水と言われています。
岩から出ているところは手水のみで、飲料用にはすぐ後ろの建物のお水をいただくことになります。
のどが渇いていたので、御神水でのどを潤しました。
鳥居の先は上り坂と階段です。
真名井神社の狛犬は狛龍です。玉を握っていて、ドラゴンボールのようです。
写真を撮れるのはここまでです。
最後に拝殿のアップ写真を。
この後、拝殿でお参りし、拝殿の裏の岩倉を離れたところからお参りしました。
眞名井神社は古い神社の形式が保たれ、磐座が祭られています。約2500年前の古代の祭祀場跡との事で近づくことはできず、禁足地になっています。
磐座は、磐座東座と磐座西座があります。神社のHPによると、磐座東座には豊受大神が祀られ、磐座西座には、天照大神・伊射奈岐大神・伊射奈美大神が祀られているとのこと。
しかし、磐座の前の鳥居に並んでいる石の案内版には、東に天御中主大神、西に天照大神と書かれていました。
HPを再度読むと、豊受大神の解説として「月神の一面をお持ちであり、天御中主神と同神であると伝えられる。」とあります。
由緒などを読んでも謎が深まるばかり。
しかしながら、空気が濃厚な空気と強力な磁場のような力が感じられ、とても厳かな空間です。かなりなパワースポットではないかと思います。
ケーブルカー傘松駅
ケーブルカーにのって山頂へ。
有名な天橋立を眺めます。天橋立は、上から眺めるからこその美しさですね。
股のぞきもセットで。
冠島・沓島の遥拝所があります。
天照大神の孫といわれる元伊勢籠神社ご祭神彦火明命と市杵嶋姫命が天降り、夫婦となった神聖な島として神の島として信仰を集めてきたそうです。
展望台やカフェなどにぎやかな場所でした。
展望台には、股のぞきをする台があるくらい、股のぞきが浸透しています。昔から、股のぞきで景観が変わることを楽しむ習慣があるからです。
2016年のイグ・ノーベル賞では、上半身をかがめて股の間から後ろの光景を見る「股のぞき効果」の視覚変化を研究した立命館大学の東山篤規教授と大阪大学の足立浩平教授が「知覚賞」を受賞しています。姿勢などの体感が視覚に直接影響する証拠の一つというとのこと。
確かに、写真を逆さにしてみたものと、股のぞきした景色は印象が違う気がしました。
傘松公園
展望台から5分くらい坂道を登っていくと傘松公園があります。
ここにも展望台があり、さらに高いところから天橋立を見下ろせます。
天橋立散策
天気は良くなり、レンタサイクルも再開されていましたが、歩いて50分程度だったので、徒歩で天橋立を渡ることにしました。松林の間に整備された道があります。
こちらは内海の阿蘇海側。ところどころベンチがあり休憩できます。
海面もキラキラして美しい海でした。
船越の松。この後も、命名松が続きます。
こちらは外海の宮津湾。白い砂浜が美しいです。
双双惣龍の松ですが、平成16年の台風23号で折れてしまったとのこと。現在は、その惨状を記憶にとどめるために、倒木などが残されていました。
鳶の鳴き声が聞こえたので見上げると、松の枝にとまっていました。
こんな感じの松林の中を歩きます。レンタサイクルで渡っている方も大勢いました。
小袖の松です。松の枝が左に向けて袖のように垂れ下がっています。
なかよしの松。
雪舟の松。国宝「雪舟天橋立図」があることから雪舟の名を引用したようです。
この松が一番の人気スポットでした。
夫婦の松。1本の松が釣り合いの取れた2本に分かれています。
阿蘇の松。
芭蕉の句碑。
「一声の江に 横たふや ほととぎす」
芭蕉が天橋立を詠んだ句はないものの、芭蕉の塚がないことを残念に思った地元の俳句愛好家たちが、句を選び、句碑を設立したとのこと。
いくらなんでも、やりすぎでは。。。
千實松。
千貫文目の価値があると言われたことから。
小女郎の松。
民話「橋立小女郎」の小径が付近にあることから。
どうやら、平成16年台風により倒木し、現在は2代目が襲名しているようです。
晶子の松。
橋立明神と磯清水です。海に囲まれているのに真水がわくことで昔から知られているそうです。日本の名水百選にも選ばれていますが、手水としてのみ利用できます。
知恵の松。
一本の松が三又になっていて「三人寄れば文殊の知恵」から引用。
はしだて茶屋です。結構にぎわっていました。
海では、水上バイクを楽しむ人もいました。
知恵の餅
知恩院文殊堂の付近では、知恵の餅を販売しているお店がいくつかあります。
3個300円だったので一皿店内でいただきました。ちょうどよい甘さがおいしかったです。
天橋立~木津温泉
(丹後鉄道)14:19発天橋立→15:24夕日ヶ浦木津温泉着【700円】
特急は使わず普通電車で。丹後鉄道はどの列車もカラフルです。
宿泊予定の木津温泉到着。
木津温泉 ゑびすや
地図を見ると徒歩2分程度とのこと。その方向に見えるのは竹林。本当にこっちでいいのかと思いながら歩きましたが、ありました。
ゑびすやさんです。
お部屋
一人にはぜいたくな広さ。
建物は古く、壁や畳もくたびれてはいますが、不快な感じは全くなく、むしろ、物を大切に使うことの良さをかんじさせてくれます。
部屋の窓からの景色はこんな感じ。まったく観光地化されておらず、普通の田舎です。
館内
ロビーはこんな感じ。
食事をしたダイニング。食事中はほかにも人がいたので、夜中に撮影しました。
窓からは、中庭の竹林が見えます。
私が泊まったのは新館でしたが、隣には大正館があります。
松本清張がこちらの「明月」に2か月寝泊まりして「Dの複合」を執筆したとのこと。
温泉
橘の湯。
どばどばかけ流しています。
夜になると、竹林がライトアップされ、雰囲気も変わります。
露天風呂も気持ちよかったです。
翌日は男女入れ替わり、こちらは行基の湯。
露天風呂も。
しかしながら、肌なじみがよく、全身が癒されます。
木津温泉は1250年前に行基が発見したといわれ、京都でも一番古いそうです。
HPには以下の説明が。
「田畑のあちこちで、湯気があがっていることもあります。まるで大きな湯たんぽのうえに町があるようなものです。地中を掘るとすぐに湯脈にあたります。丹後の湯宿ゑびすやも、実は創業時から自前の源泉を持っています。ホテル内の敷地内、地中5メートルも掘ったところから湯が湧き出しているのです。」
1250年前から湧き続け、その上フレッシュなお湯なのですね。
夕食
夕食は海の幸、山の幸。
魚もたけのこもおいしいです。
てんぷらは揚げたて。
うどんすき。
松茸のお吸い物とお漬物がとにかくおいしかった。
以前から感じていたのだが、京都のお漬物は、どうしてこんなにおいしいのだろう。
竹林に生えている栗で作った、栗ババロア。
栗が濃厚で、とってもおいしかった。
朝食
朝食も、やはりお漬物がおいしかった。
おいしいごはんとお味噌汁、そして、お漬物があれば、ぜいたくな食事になることを痛感。
新日本海フェリー小樽~舞鶴(2020年10月西日本縦断旅行1日目)
予定していた労働のアポイントメントが延期になったため、11月に予定していた旅に急遽出発することにしました。
西日本の日本海側である山陰地方には、これまでほとんどいったことがないので、小樽からフェリーで舞鶴まで行き、そこから西へ鉄道で移動する旅です。
札幌→新日本海フェリー小樽ターミナル
船の出航は23時30分ですが、1時間前までにターミナルに来るようにと書かれていたので余裕をもって出発。
小樽および小樽築港駅からは、新日本海フェリーの出航に合わせて路線バスが出ていますが、南小樽駅から歩いて20分程度なので歩きました。
札幌→南小樽(JR750円)
札幌で乗車したときには汗ばむ程度の暑さでした。
が、南小樽で降りると土砂降りの形跡があり、空気もひんやり。
通り雨でもあったのでしょう。運よく雨雲とすれ違ったようです。
南小樽→新日本海フェリー小樽ターミナル(徒歩)
22時近い小樽は真っ暗。
フェリーターミナルが近づくと、たくさんのトレーラー車が並びさらに真っ暗。
アスファルトの歩道は草ぼうぼう。
歩いていくと人はほとんどいないんでしょうね。
ターミナルから船までは長い渡り廊下が。この後、ここを歩いて乗船しました。
小樽ターミナル→舞鶴ターミナル
チェックイン
受付でチケットの代金を支払い、GoToのクーポン2,000円分を受け取りました。
しかし、利用可能は翌日までで、舞鶴到着が21時15分のため舞鶴で使える店はほとんどないとのこと。船内の売店・レストランで使用可能なので、そちらで使うことにしました。
ちなみに、新日本海フェリーでGoTo使うには、予約後、支払い前に外部サイトでGoTo申請手続きする必要があります。ちと、めんどうでした
船内
一番安いツーリストAの女性専用に。昨年、新潟→小樽で利用したフェリーとほぼ同じつくりでした。
ツーリストAは狭いので、だいたいプロムナードという休憩スペースで本を読んでいました。
船首にフォワードサロンという眺めのよさそうな休憩スペースもあるのですが、残念ながらコロナで閉鎖中でした。
あとはたまにデッキで新鮮な空気を吸いました。
天気は一日中曇りまたは雨だったので、陸地は一切見えませんでした。
あと、この船Wi-Fi設備がなく、ほとんどの時間ネット接続できませんでした。
想定外だったのですが、これはこれで読書が進んでよかったです。
食事
朝食は持参したおにぎりをプロムナードでいただきました。各フロア給湯室もあるので、レトルトのお味噌汁も一緒です。
お昼はレストランです。ビーフカレー720円にシーザーサラダ400円を付けました。GoTo1,000円クーポン使いました。
夜はグラタン1,000円にしました。エビ、ホタテ、鮭、カボチャ、ジャガイモなどが入り、ほっくほく。ネットには載っていない季節限定メニューです。最初はホッケ定食1,030円にしようかと思っていたのですが、急遽変更。
ほとんど体を動かしていなかったので、少量で満足できるメニューがあってよかったです。
お風呂
乗船開始が23時15分で、大浴場は24時30まででしたので、客室に荷物を置くなり大浴場へ。
新潟→小樽航路にあった露天風呂はなく内風呂のみ。サウナはコロナの関係で閉鎖中でした。が、今回の航海でも合計3回お風呂に入りました。
やることないんで、ついついお風呂に入ってしまいます。体も休まるので、ありがたいです。
舞鶴フェリーターミナル着
定刻通りに到着。「徒歩下船者はロビーへ」のアナウンスがあったのでロビーへ行き、下船を待っていましたが、たぶん徒歩の人は片手で数えられる程度。
搭乗時は50人くらいいたのですが、たぶん車の同乗者だったのですね。帰りは一緒に乗って帰れるので、徒歩の人はほとんどいないみたいです。
予定外だったのが、雨。
歩いてホテルまで行く予定でしたが、スマホの天気予報だとにわか雨で2時間はやむ様子無し。仕方なくタクシーを呼ぶことにしました。880円の追加出費です。
スーパーホテル東舞鶴
オープンして1年もたっていないこともあり、隅々まできれいで使いやすい。
大浴場の温泉は、翌日宿泊予定の近くの夕日ヶ浦温泉のお湯。しっとりしていて肌なじみがよかったです。
豊平川(山鼻川)で鮭の遡上と遭遇
早朝ランニングをし、豊平川の支流の山鼻川にかかる橋を走っていると、おじさんに呼び止められ、
「見た?鮭の遡上!」
橋から川をのぞき込むと、鮭が何匹も泳いでいました。
想像以上にたくさんいます。
橋の下流側にいたのですが、上流側を見てみると一匹もいませんでした。
まとまって遡上しているのでしょうか。
場所は、山鼻橋より下流の歩行者専用の橋です。河川敷のサイクリングロードとしてかかっている橋です。
先日、清里町のさくらの滝でサクラマスの滝のぼりを見たところでしたが、こんな身近な場所でも鮭の遡上を見られるなんて驚きました。
先日は、同じ豊平川の河川敷でひなたぼっこしているきつねと遭遇しました。
近づいてみたのですが、こちらに気付いているはずなのに、寝に入っていました。
【悲報】「HOKKAIDO LOVE! 6日間周遊パス」が消化率75%越え
JR北海道によると「HOKKAIDO LOVE! 6日間周遊パス」の9月13日時点の予定枚数に対する消化率が75%を越えたとのこと。
https://www.jrhokkaido.co.jp/CM/Info/news/pdf/20200914_KO_ticket.pdf
ウィンターシーズンも利用して道内を旅行したかったのですが、むずかしそうですね。
HOKKAIDO LOVE6日間周遊パス_まとめ
JR周遊パスを使った6日間の旅ですが、どのくらいの距離を移動し、実際の運賃はどのくらいだったのかまとめておきます。
JR運賃と移動距離
乗車運賃 | 特急券 | 指定券 | 合計 | 距離(km) | |
札幌→網走 | 7,370 | 2,640 | 520 | 10,530 | 374.5 |
網走→清里町 | 1,290 | 0 | 0 | 1,290 | 49.2 |
清里町→緑 | 440 | 0 | 0 | 440 | 16.1 |
緑→摩周 | 750 | 0 | 0 | 750 | 30.4 |
美留和→札幌 | 7,920 | 2,640 | 0 | 10,560 | 430.6 |
札幌→洞爺 | 3,630 | 1,830 | 520 | 5,980 | 164.9 |
洞爺→札幌 | 3,630 | 1,830 | 520 | 5,980 | 164.9 |
合計 | 25,030 | 8,940 | 1,560 | 35,530 | 1,231 |
乗車料金35,530円-HOKKAIDO LOVEパス12,000円=23,530円お得。
総移動距離は1,231kmでした。東京から長崎までの自動車での移動距離が1,230kmなのでほぼ同じ。だいぶ移動しました。
JR以外の交通費
網走市内バス合計 |
1,030 |
網走レンタサイクル | 2,000 |
屈斜路湖レンタサイクル | 1,000 |
洞爺湖バス | 680 |
洞爺湖レンタサイクル | 1,870 |
合計 | 6,580 |
JR以外以外は、レンタサイクルを加え合計6,580円の出費でした。
宿泊費
宿泊費 | GoTo割 | その他割 | その他 | 宿泊料 | |
温泉旅館もとよし(2食付) | 6,600 | -2,310 | - | 150 | 4,440 |
清里イーハトーヴユースホステル | 2,800 | -980 | -130 | 550 | 2,240 |
屈斜路湖ユースゲストハウス(2食付) | 5,750 | -2,012 | - | 150 | 3,888 |
屈斜路湖ユースゲストハウス(1食付) | 4,950 | -1,732 | - | 150 | 3,368 |
合計 | 20,100 | -7,035 | -130 | 1,000 | 13,935 |
ユースホステル中心に4泊しましたが、支払いは13,935円。 通常料金20,100円ですが、GoTo割で7,035お得に宿泊できました。
GoToキャンペーンありがとうございます。引き続き、利用させていただきます。
宿を決めるときには、楽天やGoogleのレビューをチェックするのですが、低価格の宿は評価が分かれているところが多いです。不満の原因の多くは期待値とのギャップ。
レビューの高い評価と低い評価を両方読んでおくと、その宿がどんな宿なのかイメージできます。そして、事前のイメージと実際に感じた印象は、そこそこ近いところになります。そういう意味で、ネットのレビューはあてになると思っています。
悪いレビューを投稿する人に共通するのは、ゲストはホストより偉いと思っていること。お金を払っているのだから、満足する権利があると思っています。私は、ゲストとホストは対等だと考えているので、お互いによい時間を過ごせるような宿は、今後も積極的に利用していきたいと思います。
アクティビティ等
博物館、雲海ツアー、観光船などを楽しみ、4,JR周遊パスを使った6日間の旅ですが、どのくらいの距離を移動し、実際の運賃はどのくらいだったのかまとめておきます。
北方民族博物館 | 550 |
博物館網走監獄 | 1,100 |
モヨロ貝塚 | 300 |
屈斜路湖雲海 | 1,500 |
川湯温泉公共浴場 | 250 |
洞爺湖観光船 | 1,420 |
来夢人の湯日帰り | 420 |
洞爺観光ホテル日帰り | 750 |
合計 | 6,290 |
屈斜路湖の雲海ツアーは、旅行会社に申し込むと3,500円くらいするので、1,500円はお得です。
まとめ
ざっと計算して38,000円。これに、飲食代やが加わりますが、40,000円程度で6日間を満喫してきました。
10月には、GoToが宿泊35%補助に加え、地域クーポン15%になることがきまったので、道外旅行を計画したいです。
洞爺湖遊覧船とサイクリング(HOKKAIDO LOVE6日間周遊パス_6日目)
HOKKAIDO LOVE6日間周遊パスの旅もいよいよ最終日です。
洞爺湖には一度ツアーで訪れたことはあったのですが、パワースポットとして人気の中島には行ったことがなかったので、いってみることにしました。
札幌から洞爺湖
札幌駅から早朝6時の函館行きの特急があるので、早起きして乗車しました。
(JR特急北斗2号)札幌6:00発→東室蘭7:17着
この特急は、洞爺には停車しないため、東室蘭で長万部行きの列車に乗り換えです。
途中千歳駅付近では雨が降り、苫小牧あたりもくもっていましたが、室蘭あたりになると晴れ間も見えるようになってきました。
普通列車への乗り換えは、伊達紋別でもよかったのですが、海沿いの景色をのんびりみたかったので、東室蘭にしました。
(JR室蘭本線)東室蘭7:22発→洞爺8:13着
伊達紋別の手前の北舟岡です。ホームが海のすぐ横にあって、景色もよさそうです。
このあたりは、釣りをしている人の姿が多くみられました。
また、反対側の車窓からは、有珠山がみえてきました。
(道南バス)洞爺駅前8:13発→洞爺湖バスターミナル8:38着【340円】
JRの到着時刻とバスの出発時刻が同じです。
8時13分に乗れないと、1時間以上の待ち時間が発生するため、道南バスが遅れることを祈りながら洞爺駅に到着。
バスターミナルには道南バスが止まっていて、JRの列車のドアが開くとほぼ同時に、道南バスのドアが閉まりました。
慌てて改札を出て、信号待ちをしているバスの運転手さんにジェスチャーで乗りたいことを伝えると、ドアを開けてもらえました。感謝です。
洞爺湖バスターミナルで下車し、徒歩3分程度で洞爺湖に到着です。
遊覧船
この日の1便目は9時発。キップ売り場で1,420円の乗船券を購入し、時間まで湖畔をしばし散策しました。
行きの船内
往路の船はエスポアールです。700名のれますが、30人にも満たなかったと思います。
羊蹄山もよく見えました。思った以上に近いんですね。
遊覧船では上陸できませんが、小型ボートの方たちが上陸していました。
船上からは、有珠山や昭和新山がよく見えました。20分程で大島に到着です。
大島
船着き場からすぐのところには、ご神木の「ウングルセトナの桂の木」があります。
なかなかの存在感です。
やわらかい空気につつまれ、体がふわふわするような感覚がありました。とてもよい場所だと思います。
左の方に向かうと、鳥居があります。
鳥居から祠までには、干支の書かれた丸い入れ物の中に、木彫りの仏像祀られています。
お社は3つあり、大黒様・天神様・恵比寿様が並んでいます。
そして、祠の横にも桂の大木があります。
こちらは森林博物館。
大島は島の内部まで散策できるのですが、散策する場合はこちらに届け出を出すことになっています。
今回は、洞爺湖1周サイクリングをしたかったので、次の船でもどることにしました。
帰りの船内
復路の船は600人のりの羊蹄。
行きとは異なるルートで戻ります。
反対側から見た、弁天島と観音島。
赤いのは、 洞爺湖中三重塔です。
洞爺湖1周サイクリング
レンタサイクル
バスターミナルのすぐ前にレンタサイクルショップがあるので、そちらでママチャリを借りました。
地図もいただき、1周36kmで3時間はかかるとのこと。とりあえず、3時間レンタルで1,540円を支払い出発です。
反時計回りの方が坂道がきつくないときいたので、反時計回りです。
洞爺湖は、ほとんどの場所で湖沿いに道路がはしっているので、湖畔サイクリング感が味わえます。
出発してまもなく、ボート乗り場やキャンプ場などが点在していて、リゾート地なんだなと言う印象をもちました。屈斜路湖や網走湖とは人の数が違います。
昭和新山もかなり近くに見えました。
畑だったところに、こんな山ができるなんて凄いですよね。
日帰り温泉(来夢人の家)
今回のサイクリングの一番の目的は、日帰り温泉来夢人(きむんど)の家に入ることでした。
キャンプ場内にあるのですが、キャンプ場はお休み。中のレストランもお休み中でした。こちらで昼食を取ろうと思っていたので、ちと残念。
日曜日ということもあり、温泉は地元の家族連れなどでにぎわっていました。
お湯も最高によかったです。
30分程温泉で休んで再び走り始めると、まもなく山の中に奇石がみえてきました。「えぼしいわ公園」という看板もあったので、名物岩なのでしょう。調べてみたら、片道30分程度の登山で岩のところまで行けるようです。
財田(たからだ)付近。ひまわりもきれいでした。
水田の先向こうに見える山は、洞爺湖の中島です。
水の駅
夕陽が見える渚公園では、家族連れがシーカヤックを楽しんでいました。
そして、水の駅に到着。こちらで昼食をとろうとしたもの、混雑していたので、近くのカフェにしました。
ランチはパスタランチ。
洞爺湖畔の公営のキャンプ場のほとんどは閉鎖されていましたが、立ち入りできるところでくつろぐ人もいました。
リゾート感満載です。
浮御堂公園は特ににぎわっていました。
浮御堂公園を過ぎると、木々が生い茂る湖畔の道になります。
さほどのきつい上り坂もなく、1周できました。
温泉につかって、ランチ休憩して4時間。延長料金330円を支払いました。
洞爺湖観光ホテルで日帰り入浴
汗だくになってしまったので、帰る前に再度温泉に。
洞爺観光ホテルの日帰り入浴750円を利用しました。
パノラマ大浴場と洞窟風呂の2カ所が離れた所にあるのですが、両方は無理なのでパノラマの方に。
広い脱衣所があり、そこから大きな大浴場と露天風呂に入れます。
大浴場は洞爺湖がよく見えるガラス張りの大浴場なのですが、塩素臭がかなりしました。露天風呂の方は、源泉掛け流しと思われます。
洞爺湖というと、有珠山や昭和新山などの活火山があることから、温泉街のイメージがつよかったのですが、メインは美しい湖の景色と湖畔でのレジャーだとおもいました。
そこに、さらに景色のよい温泉もありますよ、というような位置づけ。
洞爺湖から札幌
温泉でさっぱりし、バスターミナルへ。
(道南バス)洞爺湖バスターミナル15:25発→洞爺駅前15:43【340円】
帰りのバスは私一人。
遅れると予定の特急にのれないので心配していましたが、すべて定刻通りでした。
(JR特急北斗13号)洞爺15:47発→札幌17:47着
改札で座席指定をお願いしたところ、窓側に空きがないとのこと。
日曜日のこのくらいの時間は混雑するのですね。
帰りの特急は洞爺にも停車するため、乗り換えなしです。2時間ぐっすり睡眠を取って札幌に戻りました。
美留和から札幌へ帰郷(HOKKAIDO LOVE6日間周遊パス_5日目)
夕方に労働のアポイントメントがはいったため、早朝の列車で札幌に戻ることにしました。
美留和駅
宿の庭からみた、屈斜路湖の早朝の景色です。ちなみに、この日は雲っていたため雲海ツアーは中止だったようです。
行きは摩周まで迎えにきてもらいましたが、帰りは美留和です。
小さな駅舎の中は、思いで写真館みたいになっていました。
東根室ランチウェイと書かれた立て札がありました。
気になって調べてみたところ「中標津から北根室まで続く広大な牧場地帯(ランチ)を通り、 摩周湖を周る全長71.4kmのロングトレイル(長距離自然歩道)です。 」とのこと。
5泊6日のロングトレイルコースで、ここ美留和駅がゴールのようです。
残念ながら現在はコロナの影響で閉鎖中。
全部は無理でも、一部だけでも歩いてみたい気持ちがふつふつと湧いてきました。
土曜日の6時30分の列車ですが、そこそこの乗車率でした。
特急おおぞら
ホームには既に特急おおぞらが止まっていたので、自由席を確保し、一旦改札を出てセブンイレブンへ。朝食を確保しました。
天気は悪く、途中は雨。千歳あたりまでは雨でしたが、札幌に着くと晴れていました。
とりあえず旅は一旦中断です。