陸 海 空 未開の地

交通公共機関を利用した、国内一人旅の記録です。

木津温泉~鳥取砂丘~米子(2020年10月西日本縦断旅行3日目)

木津温泉を出発し、途中鳥取砂丘を観光し、米子まで向かいます。 

 

夕日ヶ浦木津温泉鳥取砂丘

木津温泉ゑびすやで8時から朝食をいただき、8時45分の列車で鳥取へ向けて出発です。

(丹後鉄道)8:45夕日ヶ浦木津温泉発→9:19豊岡着【500円】

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前日到着したときには気づかなかったのですが、駅のホームに足湯がありました。おそらく源泉かけ流しでしょう。

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この旅最後の丹後鉄道で終着駅の豊岡へ。

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久美浜湾の近く。

久美浜湾は小天橋という砂州を挟んで日本海と隔てられた潟湖です。天橋立に似ていることから、この名前。牡蠣が名物のようです。

豊岡散策

豊岡到着後、50分ほど乗り継ぎ時間があったので、豊岡を散策しました

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ゑびすやさんでもらったGoToクーポンが2,000円分あったので、鳥取に入る前に兵庫で使い切る必要があります。

地図で調べたのですが、この時間に使えるお店は限られ、結局ファミリーマートで折り畳み傘と昼食用のパンとお菓子を購入しました。

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商店街を散策。GoogleMAPで「飛び出し学生服青年」とあったので行ってみました。

飛び出し坊やの青年版なのでしょうか。全然飛び出していませんでした。

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地元の方々の朝市スペースのようです。

豊岡の商店街は、なかなか良い感じで、派手さはありませんが、しっかり地元に根付いている印象です。

(JR山陰本線)10:11豊岡発→11:18浜坂着【1,520円(豊岡→鳥取間】

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鳥取まで1本ではいけないので、途中の浜坂乗り換えです。

ほかにも、城崎温泉乗り換えの列車もあるようです。城崎温泉にもよろうかと思ったのですが、木津温泉で大満足だったのでスルーしました。

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山陰本線は、日本海沿いを走りますが、海岸沿いの山間部が多く、山間部→トンネル→漁港集落→山間部→トンネル、みたいな感じの景色です。たまに海が見えると、ついついカメラを手にしてしまいました。

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それぞれの集落に温泉があるようです。西日本の日本海側のことはほとんど知らなかったのですが、海がきれいで、漁村の街並みも美しかったです。

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こちらは餘部駅です。駅がホームに入るときに、ものすごい高いところにあるなあと思っていると、ホームまでガラス張りのエレベーターがありました。

ホームに到着すると「空の駅」と書かれていて、見物客も多数。有名なところなのですね。

この画像だと伝わらないと思いますが、40mのエレベーターでホームまで上るようです。そして、夜はライトアップも。

どうやら、餘部鉄橋が有名なところのようです。

乗っていると、ちょっと高いなあ、くらいの感覚しかありませんでしたが。。。

浜坂散策
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浜坂に到着すると、40分ほどの待ち時間があるため、駅アナウンスで「いったん改札を出て待合室でお待ちください」とあったので、改札を出て、駅前をふらつきました。

ここにも温泉があるようです。

 

浜坂温泉は、昭和53年に消雪装置の水源発掘中に偶然発掘された温泉だそうです。昭和57年には、全国で初めて町内の各戸へ温泉を配湯する「みんなげ湯の町」システムを導入し、800戸に給湯されているとのこと。

蛇口をひねると温泉が出てくる、うらやましい限りです。

 

一方、湯村温泉は、

嘉祥元年(848)と言われる、今からおよそ1150年前に慈覚大師によって発見されたと伝えられている古湯であり、元湯は「荒湯」と呼ばれ98度の高温泉が毎分470リットルも湧出しています。 「荒湯」で温泉たまごを茹でる観光客の姿は、湯村温泉独特の風景をつくり出しています。

とのこと。98度の源泉に興味があります。

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駅前には足湯もありました。

(JR山陰本線)12:01浜坂発→12:46鳥取着【1,520円(豊岡→鳥取間】

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だいぶ近代的な車両になってきましたが、まだディーゼルです。

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引き続き、たまに日本海を見ながら進み、途中、大量の高校生が乗車し、鳥取駅到着です。

エスカレーターがあるなど、ほぼ近代的な駅ですが、改札は自動ではありませんでした。

(バス)13:00鳥取駅発→12:22鳥取砂丘着【380円】

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駅舎を出ると、鳥取砂丘行バス乗り場の案内があるのですぐにわかりました。0番乗り場です。

乗客は10人くらい。全員が鳥取砂丘まで行きました。

鳥取砂丘

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砂丘美術館とかリフトなどもあったのですが、とりあえず砂丘を生で体験しに砂丘へ向かいます。この階段を上ると砂丘です。

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階段を上るとこんな風景が。奥に見える砂丘へ上り、戻ってくると30分程度。

私は、反時計回りにぐるっと回ることにしました。

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メインルートを離れると、人はほとんどいません。足跡を参考に歩きます。

鳥取砂丘は特に決まったコースがあるわけではないので、自由に歩いていいようです。

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奥に見える島はあもう島といいます。

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こちらは風紋。風が吹くとさらさらと風紋の砂も風に流されていきます。

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砂丘の向こうは海。青くてきれいです。

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ここは馬の背の上。海側の右側は風紋があり、陸側の左側はありません。

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遠くから見たときの砂丘の頂上である馬の背はこんな感じ。

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頂上では、皆さんくつろぎモード。気持ちわかります。

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もと来た方向見ると、こんな感じ。はるか遠くに感じます。

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そして、西方向へ進みます。

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気が付くと、あたり一面砂丘で、人っ子一人見えなくなりました。こうなると、完全に方向感覚を失います。本場の砂漠だったらと思うと。。。

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メインのコース以外は本当にほとんど人がいません。たまに立っている棒を目印に歩きます。

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ここにも棒があります。

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棒にはこんな風に位置が書かれています。

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風紋を背景に自撮り。

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たぶん、火山灰露出地です。

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植物も生えていて、ハマゴウとハマニガナと思われます。

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砂丘の陸側の終わり部分です。松林がありました。

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青空と砂丘

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真ん中の緑はオアシスです。

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オアシスはこんな感じ。この日は泥水状態でした。

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出発点に戻りつつあります。相変わらずメインルートは混雑しています。

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ひとつ前の写真の左端の2人はこんな感じで上っています。

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隣のビジターセンターでは、砂丘のでき方が解説されていました。

中国山地の土砂が千代川に流れ込み、日本海に流れて、海で洗われて砂になり、波の力で海岸に打ち寄せられ、北西の季節風砂丘がつくられたとのこと。

鳥取→米子

(JR快速とっとりライナー)16:00鳥取発→17:44米子着【1,690円】

普通電車と快速ライナーだと、約1時間も所要時間が違ってくるので、15時10分のバスで鳥取駅に戻り、16時発の快速ライナーで米子へ向かいました。

鳥取ですなばコーヒーにも行ってみたかったのですが、16時の次の快速は19時過ぎなので、鳥取砂丘のみで終了です。

車内は通学の高校生でいっぱいだったので写真は撮りませんでしたが、大山や西の空に沈む夕日がとてもきれいでした。

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米子駅は自動改札化されていました。

駅を出ると目の前に宿泊予定の米子タウンホテルが。米ッ子合掌像と一緒に撮影。

米子タウンホテル

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宿は駅前ターミナルにあるホテル。近くて安くて朝食付きだったのでここにしました。

建物自体は古いですが、必要なものはそろっていて満足しました。

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 GoToクーポン1000円もらったのですが、米子周辺の飲食店で使えるところがなく、駅前のコンビニで夕食を調達。

境港かにせんべい、辛口ソースのとん平焼き、柚子胡椒の豚もやし、CHOYAウメッシュのプレミアム。