陸 海 空 未開の地

交通公共機関を利用した、国内一人旅の記録です。

5月の早朝に藻岩山登山

札幌は雪が溶け、桜などの花々が咲き、新緑のシーズンにはいりました。毎日眺める藻岩山も、日ごとに緑にあふれ、色も濃くなっています。2週間ぐらい前から、天気がよくて、山頂から遠くまで眺められる日に藻岩山に登りたいと思っていたのですが、ここ数日曇り空が続いていました。

前日の時点で、今日は朝から晴れ予報だったので、ついに実現です。

 

登山口

藻岩山への登山口は複数ありますが、今回は慈啓会病院前コースにしました。

 

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行啓(ぎょうけい)通りを西へ向かうと、札幌伏見稲荷神社へ向かう階段があります。かなり急な傾斜の階段を上り、朱色が美しい鳥居の前を北方面へ向かうと、まもなく慈恵会病院への曲がり角があります。

 

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登山口は、地図・掲示板・足洗い場・貸しストックなど、登山者を意識した設備が充実しています。

「5月20日8・9にて熊目撃情報あり」

とのこと。熊よけの鈴は持ってきたものの、前日の目撃情報なので確実にいるということです。

特に登山開始が朝の6時なので、ドキドキしながら登山を開始しました。

 

上り

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6時に登山を開始し、ゆっくりとしたペースで歩きました。足元の状態はよく、歩きやすかったです。

平日の早朝なので人は少ないかと思いきや、上りだけでも25人とすれ違いました。

この時間が多いのか、昼間はもっと多いのか。藻岩山人気あります。

 

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100mおきくらいに石仏が祀られています。手を合せながら進みました。

 

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しばらく登ったところに、日本初のスキーリフトの遺構があります。広葉樹に囲まれ、明るくて、雰囲気のよいところです。

 

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馬の背という合流地点です。旭山記念公園など、ほかのルートとの合流地点。ここまでで1.8kmなので、頂上まであと1.1kmです。山歩きが好きな人は、ここからほかのルートへ入ることもあるようですが、せっかくの快晴なので、頂上からの景色を目指します。

 

頂上到着

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7時5分頂上到着です。

ロープウェイ山頂駅がありますが、コロナの影響でお休み中。外階段で屋上には上れたので、展望を楽しみました。

 

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札幌を囲む山々、市街地、遠くの山々まで、とてもよい眺望でした。今日来てよかったです。

頂上でしばし休憩。おにぎりを食べたり。日差しはつよいものの、風が冷たくて寒くなりました。

 

下り

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帰りはスキー場コースにしました。

最初は、モーリス号というロープウェイの下を歩いて、ロープウェイ中腹駅まで下り、そこから山道にはいります。

 

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途中、ぱっと木々が開け、スキー場の横を歩くところがあります。

コースとは別に、スキー場を突っ切っていく細い道もあり、ちょうど何名かが突っ切っていました。凄く急な坂ですが、かなりショートカットできそうです。

 

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私は正規のルートを歩き、広葉樹や針葉樹の木々に囲まれた稜線を歩きつつ、約50で一般道到着です。

 

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スキー場コース登り口付近には雪が残っていました。

 

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スキー場コース登山口周辺は住宅街になっていて、とてもが雰囲気よかったです。

 当初は、豊平川まで歩いて、河川敷経由で帰宅しようと考えていましたが、たまたまバス停の前にたどり着いたとき、札幌駅行きのバスが目の前に止まったため、つい乗車。9時には自宅でくつろいでいました。

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