陸 海 空 未開の地

交通公共機関を利用した、国内一人旅の記録です。

旭川市博物館

旭岳麓の湧駒荘へ行く途中、バス乗り継ぎの時間があったので、旭川駅から徒歩10分の旭川博物館へ行ってきました。

アイヌ文化の展示が充実していると思いました。

 

アクセス

【徒歩】旭川駅南口の一番西から歩いて10分程度です。

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駅南口を出て川沿いを歩きます。左は忠別川。歩くスキーコースになっていて、レンタルがあるようでした。
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クリスタル橋という名の橋を渡ります。川の向こうに見えるのは、旭川駅です。

 

旭川市博物館

受付で入館料は300円を支払って入ります。旭川市内の美術館や文学館などと提携しているようで、他の施設とのセット割りみたいのがあるようです。ここは行きませんか?といろいろ聞かれました。

 

展示

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展示室の最初にあるのがこれ。1968年に嵐山の岩陰で見つかった現代の霊送りの跡。狩りとられた獣の骨と一緒に乳児用のおもちゃが置かれていたもの。アイヌは、人が手にかけたものの霊は祈りとともに神々の世界へ送り返す風習がありますが、器物にも神を認め、感謝を捧げたようです。
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アイヌの住居を再現した展示物です。中に入ると、アイヌのおばあさんの唄が聞こえ、だんだんと灯りがともり、うっすら明るくなります。靴を脱いで中に入ってくつろぐこともできるようです。

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アイヌのリーダー像。チャイナ服に、ロシアのコート、そして日本刀の組合わせ。無国籍です。蠣崎波響「夷酋列像」をもとにしたイメージ像とのこと。

蠣崎波響は、昨年北海道立近代美術館で開催されていた展示会に行っていて、気になっていた画家です。


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鮭の皮で作った靴。鮭を食べるとき、普段食べている鮭の皮を思い出すと、確かに厚みがあり、しっかりしているので、靴も有りだなと思いました。


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展示は、1Fと地下です。1Fがアイヌの文化、地下は地学、植物、生物、考古学など。これは、半地下から1Fと地下を写したものです。


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戦時中の絵はがきが面白かったので。