陸 海 空 未開の地

交通公共機関を利用した、国内一人旅の記録です。

京都天皇陵参拝と神社お参りの旅(2日目)

 2日目の散策概要

【散策エリア】

【交通手段】

【参拝した天皇陵】

【その他】

 

出雲大神宮


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出雲大神宮京都市街から電車や車で約1時間のところにあります。以前から「なぜ京都に出雲?」「なぜ元出雲?」と気になっていたので、今回参拝しました。

まず、出町柳から市バスで二条駅前へ。JR嵯峨野線で千代川下車。駅前から「亀岡市ふるさとバス」に乗車して出雲大神宮で下車します。

まずは本殿にお参り。

その後、境内を散策しました。境内のあちこちに注連縄が張られた岩があります。大きな物だけでなく小さな物まで。


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本命は、御神体である御影山のふもとにある磐座でした。社務所でたすきを受け取って、たすきを掛けてからのぼるとこのことで、9時の社務所の開始時間を待ったのですが、残念ながら工事中のため磐座まで行くことはできませんでした。

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御影山の御神体国常立尊。同じ国常立尊を祀る茨城の御岩神社に似た雰囲気を感じました。


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御影の滝、本殿裏の磐座の前でしばし静かに過ごしました。

 


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帰りには真名井の泉で御神水を汲ませていただきました。

亀岡市ふるさとバスは、亀岡駅⇔千代川間を走っているので、帰りは亀岡行きに乗車しました。

 

文德天皇 田邑陵~光孝天皇 後田邑陵

JR亀岡駅から嵯峨野線太秦下車。GoogleMapのナビに頼りながら文徳天皇陵を目指します。

文德天皇 田邑陵

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住宅街の木々に囲まれたところにあります。陵に隣接して池があるので、まるでお堀のようでした。

 

圓融天皇 後村上陵

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住宅街を歩いて円融天皇陵を目指します。宇多野の福王子交差点を曲がり、少し歩くと住宅街にありました。

 

村上天皇 村上陵

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引き続き、GoogleMapを頼りに村上天皇陵を目指します。西寿寺に到着したのですが、地形的にここから天皇陵へ行くことは無理と判断。宮内庁の地図を見ると、入口を通り過ぎてしまったことが分かりました。

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通り過ぎたときに細い道があり「どこに行く道なのかな」と思っていたところが参道でした。


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入口から階段を上ります。かなりのぼります。村上天皇陵は、山の上の景色の良いところにありました。

 

光孝天皇 後田邑陵

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来た道を宇多野の福王子交差点まで戻り、仁和寺方面へ。

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光孝天皇陵はまさに住宅街にあります。

 

宇多天皇 大内山陵安寺

次に目指すのは宇多天皇陵。地図でみると山の中。GoogleMapのナビは役に立ちません。今回一番心配していたのですが、光孝天皇陵には、宇多天皇陵への道案内がありました。GoogleMAPと宮内庁のHPの地図、そして現地の道案内を頼りに宇多天皇陵を目指します。

宇多天皇 大内山陵

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せっかく仁和寺まで来たので立ち寄りたいところですが、今回の目的は天皇陵参拝なのでスルーします。仁和寺の横から一車線の道路を上っていきます。
問題は、どこから天皇陵へ入っていくか。GoogleMapに道はないですし、宮内庁の地図だとどこからはまで細かくは分かりません。
そんな心配は必要ありませんでした。道案内が各所にあったので、迷わずに分岐点から天皇陵へ向う山道へ入ることができました。
地図上のヘアピンカーブのところから、北東へ向うことになります。

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この時点でかなりの高さです。
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宇多天皇陵は山の中の静かなところにぽつんとありました。山道を歩くしかないところです。
 
一條天皇 圓融寺北陵・堀河天皇圓教寺

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当初はいったん来た道を戻り、普通に安寺まで歩いて行くコースを想定していました。ところが、宇多天皇陵の手前に、一條天皇陵・堀川天皇陵への案内版があります。しかも、道があるかないか分からないような山に向けて。半信半疑でそちらへ向ってみると、ちゃんとした山道がありました。


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距離的には山道を通った方が確実に短いので、山道を歩くことにしました。普通の登山です。


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途中の道案内も文字が消えかけているし、GoogleMapで現在の位置も正確に把握できなくなり、若干心配でしたが、突然石造りの人造物が見えました。

GoogleMapにはのっていませんでしたが、円融天皇火葬塚のようです。

一條天皇堀河天皇陵はその先にありました。

とても景色がよく、気持ちのよい場所です。頑張って歩いてきてよかったです。

 

円融天皇火葬塚

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ここから先は、石畳の道です。おそらく龍安寺の敷地内で、管理されているのだと思います。

  

後朱雀天皇陵・後冷泉天皇陵・後三條天皇

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石畳の階段をひたすら下り、安寺の裏手に出ます。3天皇の陵墓が並んでいました。
壁の向こうからは安寺拝観者の声が聞こえてきているので、おそらく「吾唯足知」のつくばいのすぐ裏なのではないでしょうか。
安寺方面に歩くと、まもなく石庭への入口にたどり着きます。

 

龍安寺石庭

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時間的に余裕があったので、石庭を鑑賞しました。拝観券売り場はお寺の入口にあるようで、石庭入口では基本的には券を見せるだけのようです。天皇陵側から入ったことを伝え、こちらで500円お納めしました。石庭を前にしばし瞑想です。

 

西源院(湯豆腐)

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昼ご飯を食べていなかったので、安寺境内にある西源院さんで湯豆腐をいただきました。
1,500円の湯豆腐で、本当に湯豆腐のみ。ごはんを付けることもできますが、湯豆腐だけいただきました。
湯豆腐だけでこんなに満足できるとは驚きです。温かい湯豆腐をゆっくりいただく。なんて贅沢なのでしょうか。ふだんの生活にも取入れたいです。

このあとは、市バスで京都市内へ向いました。