ニセコ(神仙沼~大谷地~大沼~五色温泉)
旅のきっかけ
本当は夏に一週間くらいニセコに滞在し、山登りをしたり、のんびりバカンスを過ごす予定だっったのですが、今年の夏は天気が悪く、タイミングを逃してしまいました。
「それなら、紅葉狩りに!」と調べたところ、どうやら神仙沼という紅葉の名所があることを知り、に決めました。
次に温泉はどこにしようか調べたところ、五色温泉が「秘境の湯」との情報が。
この2カ所を中心にスケジュールを組みました。
ポイントは、当初バスで回ろうと思っていたものの、五色温泉、神仙沼までのバスは1日2本。
ニセコ駅発10時15分のバスにのり、神仙沼11時11分着。五色温泉行のバスは14時6分。
ちと、神仙沼が長すぎます。そこで、神仙沼から五色温泉までのトレッキングコースを調べると、3時間とのこと。途中には大沼などもあることっから、山歩きすることに決定しました。
札幌~ニセコ
札幌~小樽は、JR、バスがあります。10:15ニセコ発のバスに乗るにはバスでは間に合わないためJRにしました。
小樽からは、倶知安行きに乗り、倶知安から蘭越行きにのりニセコで降ります。
ちなみに、小樽から先はスイカ使えないので、切符を購入する必要があります。
札幌7時14分発で、ニセコ9時58分着です。2,160円。
ニセコ~神仙沼
ニセコ駅発10時15分のバスにのり、神仙沼11時11分着。930円。
このバス、ヒルトンニセコビレッジ、ノーザンリゾートアンヌプリに立ち寄るため、同じ道を二回通ること多々。
面白いのが、神仙沼に停車して、最後が五色温泉郷なのですが、神仙沼までは930円、五色温泉郷までは800円なのです。帰りのバスでは、整理券番号1より2の方が運賃高く表示されているのです。運行距離ではなく、寄り道せずの距離で算出しているのでしょうか。
【ニセコバスの路線図】
神仙沼
バス停から20分程度木道を歩くと湿原に出ます。この日は、前日雨だったせいもあり、木道はかなり滑りました。
神仙沼です。紅葉シーズンには遅かったようです。でも、湖面の深い青さに空や木々が写る景色は神々しいほどに美しかったです。観光バスの到着時はかなり人があふれますが、しばらくすると人影まばらになりました。
神仙沼~大谷地
11時45分トレッキング開始です。
「大谷地」と書かれた方向へ向かい、歩き始めるとまもなく、岩ごつごつの山道です。ぬかるみに苦労しました。所々木道があるのですが、下りが滑る。とにかく滑る。一度滑って尻餅をついてしまいました。
滑るのがいやで、木道を外れて歩くと、今度は泥でぐにゃぐにゃします。足下を見ながら、木道、泥道を選んで進みました。
大谷地~大沼
12時5分ニセコパノラマラインに出ます。そのまま道路を渡り、大谷地です。
木道が続きます。
山道に入ると、岩ごつごつ、倒木など、道は良くありません。
大沼
12時35分にくらい、木々の隙間から大沼が見えてきます。
12時40分大沼に到着です。誰もいない湖畔で昼食をとりました。
日が差してくると、異世界にいるような気分になります。煉獄という言葉を思い出しました。
大沼~五色温泉
12時50分大沼を出発し山道を歩いて行くと、13時05分すぎぐらいに、砂利の広場に出会います。硫黄のにおいがします。硫黄鉱山跡だそうです。
どこがコースなのかわかりづらいのですが、ピンクのリボンがコースの目印みたいです。
硫黄川を渡ります。このあたりもコースがわかりづらいのですが、ピンクのリボンが目印です。(右上の木の枝)
秋らしい風景も広がります。
これも登山道です。ここ?とおもいましたが、ピンクのリボンが目印です。
すすきに秋を感じます。
道は悪いです。
砂利の山肌を上っていくと、今まで歩いてきた風景をかえりみることができます。
こんな赤土むき出しの斜面もあります。
岩が道をふさぎます。
13時55分、イワオヌプリとの分岐点です。1時間程度のようですが、温泉を優先し、今回はスルーです。
五色温泉まであとわずか。長い階段です。
下から見ると、、、登るのたいへんそうです。
階段を降りると入山届けを出す高台です。開けていて、とても気持ちのよい場所でした。
ニセコアンヌプリです。来年は夏に登りたいです。
14時30分五色温泉到着。
真ん中のオレンジの右が大浴場で露天風呂です。丸見えなんですよ。一応女子の方は多少目隠しありますが。
お湯がとにかく柔らかく、なめらか、マイルド。肌に良い感じで馴染みます。ホームページで見ると、白濁していますが、わたしが入浴したときは、ほとんど透明でした。内湯も露天も若干ぬるめ。ちょうど良いといえばちょうど良い。
味は少々塩味。硫黄の香りです。こういう温泉に入ると、そんじょそこらの日帰り湯が物足りなくなりそうです。
なんと言っても、露天から眺めるニセコアンヌプリの景色が最高です。
入浴料は700円。ボディーソープ、シャンプーリンスは備え付けあり。ドライヤーも無料。コインロッカーは、100円吸い取られます。
15時45分のバスでニセコまで。途中からは、行きのバスで一緒だった方も数名乗車されていました。1日2本ですからね。
駅へ向かうバスのなかから撮影した羊蹄山です。
ほぼ富士山ですよね。夕日に照らされ美しい。
ニセコ駅周辺は、ハロウィン仕様です。かぼちゃ、盛りだくさんです。
帰りは、小樽までバス。小樽からJRで帰宅しました。
まとめ
ニセコ。広いエリアに、よいスポットが盛りだくさん。車で行く避暑地ですね。
世界の観光地だとおもいます。
今度は冬。そして、夏。ニセコをもっと満喫したいです。